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2010年07月10日 (土) | Edit |
よく外れる最近の天気予報の中で、今日だけは予報どおり朝から晴れた。
昨日は先生から中止の相談を受けて、中止にしなくてよかった。
参加者は11人と少なかったが、みんな好天気に喜んでいた。
ここ数日すっきりしない天気が続いたうえに昨夜はかなりの雨量になっていたので、不安だった人が多かったようだ。
9時に滋野公民館を出発し、1回目と同様湯の丸山の地蔵峠の駐車場まで30分で到着。
軽い準備体操をして、三方ヶ峰を目指して出発した。
途中まで車道歩きをしたあと、登山道に入り、木陰が涼しいカラマツ林やコメツガ林を通り抜けて池の平の駐車場に約2時間かけて登った。
普通に歩けが1時間ほどのコースだが、いつものように植物観察を兼ねた山歩きでペースはゆっくりだ。
特に今年のメンバーの中に山岳写真家協会に所属している人もいて、珍しい草花を見つけると時間をかけて撮影しているので、ゆっくりなペースがさらに遅くなる。
ヤマオダマキや希少種のリンネソウ、グンバイヅルなど写真を撮るには格好の対象物がたくさんあった。
ヤマオダマキ リンネソウ グンバイヅル
苔むす森の中の木漏れ日の中に、ギンリョウソウがあちこちに咲いていた。
幽霊草ともいわれる菌類の仲間で、透明な白い花だが、写真家の人のカメラのファインダーから覗いた花の芯は、ゲゲゲの鬼太郎の一つ目のような柄になっていた。
ジイの撮ったギンリョウソウは薄暗い所で撮ってピンボケになってしまった。
池の平の駐車場から尾根伝いに歩く「見晴歩道」を通って「雲上の丘広場で昼食」を取った。
雲上の丘から見える浅間山と池の平湿原
時間を間違えて後から追いかけてきた人となかなか巡り合えないというハップニングもあったが、その人とも見晴岳でおち会い、地蔵峠まで往きとは違う登山道を使って下りた。
地蔵峠に3時前に到着、用事のある一人を除き、群馬県側の90番観音の近くに自生している「カラフトイバラ」を皆で見に行った。
カラフトイバラ
国道から林道に少し入ったところなので、ほとんど知られていない場所にあった。
道路からヤナギランなどが生えている土手を踏み荒らしながら下りて近づかなければならず、良心の呵責に耐えながら?夢中でシャッターを切ってしまった。
みんなが引き揚げた後、みるとそこまでの踏み跡がしっかり付いていた。
家には4時ごろ到着した。
家の近くで、一人で黒斑山を登りに行ったヤマちゃんの車もちょうど戻ってきて一緒になった。
家に着く直前に雨が降り出し、家に着いて一休みしていると、雨が激しくなってきて、一時はバケツの水をひっ繰り返したような勢いで降った。
その雨も30分ほどで小ぶりになり、1時間もしないうちにまた青空に戻った。
畑に行くと、昨日はまだ小さくて収穫を見送ったキュウリやナスが、わずか一日で化け物のように大きくなっていた。
急いで収穫し、ナスとキュウリは先日作ったのと同じショウガや塩コンブと合えた浅漬けを作った。
レタスもサラダにして食卓に。
今日収穫した野菜
夜は、今日撮ってきた写真の整理をし、画像に草花の名前を付けて保存した。