FC2ブログ
2010年09月30日 (木) | Edit |
朝5時に起床した。
今日は7時の出発なので、6時にスーツケースを廊下に出した。
ホテルに頼んで、通常7時にオープンする食堂を、6時半に開放してもらって、食事をあわただしく取った。
今回のツアーの参加者は、旅慣れた人ばかりで、かなりきついスケジュールも無難にこなす。
7時にはバスに乗り込んで無事出発することができた。
二日間連泊したホテルオパティアを後にし、アドリア海を一望できる高い場所の高速道路から、朝日に照らされたアドリア海が美しかった。
最初の目的地サダルまでは314キロ、約4時間バスに揺られた。
途中2度ほど休憩した。
今日は朝から好天に恵まれ、景色も遠くまでよく見通せた。
クロアチアの国土の多くは、石灰岩に覆われたカルスト台地なので、日射しを受けた山並みは、白く光る。部分的に木や草の緑が岩肌に点在し、空の青さと、海の碧さとのコントラストが、絵になる。
こんな風景を上手に水彩画に出来たらな、とつくづく思いながら景色に見とれてしまった。
石灰岩のカルスト台地
サダルの中心街に到着したのは11時15分だった。
現地ガイドの女性に案内されて、最初にアドリア海に面した海岸に行った。
そこで「シーオルガン」を見学した。
日程表に書いてあったので、どんなものかと思っていたら、海岸通りの石畳に、5センチほどの大きさの穴があいていてそこからパイプオルガンのような音が出ていた。
石畳の下の空洞に押し寄せる波の振動で空気が揺れて、穴の下に伸びているパイプを伝わって音が出る仕組みになっていた。海岸にパイプオルガンのような形をした岩でもあるのかと想像していたが全く違った。
サダルの海岸のシーオルガン
しかし、この町に来たのは、このシーオルガンを見るためではなく、紀元前のローマ時代の遺跡の上に、それを再利用しながらロマネスク様式、バロック様式と時代を変遷しながら建て増していった聖マリア教会や聖ドナト教会を見学するのが主目的だった。
サダルの聖マリア教会 サダルのドナト教会
人口19,000人の小さい町にしては、10以上の教会が建っていた。
自由時間に、バアは聖マリア教会の脇の市場で売っていたクロアチア刺繍を買った。
サダルの聖マリア教会前のレース売り
サダルの旧市街地を歩いた後、近くの公園の中にあるレストランで昼食。
スープは長粒米と魚の実が入った、ダシのきいた美味しいスープと、メインはシーフードパスタで、これも柔らかめにゆでたスパゲッティでジイには口にあってうまかった。
午後2時に食事を終えて、次の町シベニクに行った。シベニクには世界遺産となっている聖ヤコブ教会を見学した。
15世紀から16世紀にかけた約150年の歳月を費やして建てられた教会だ。
世界遺産になれた理由は、アドリア海に浮かぶプラチ島から取れた白色が基調の大理石、石灰岩岳を使って建てられたこと、ドームのアーチなど梁を使わず石の組み合わせだけで仕上げていること、入口はゴシック様式だがそれ以外の全体の建築様式がルネッサンス様式の代表的な作りになっていることなどが理由のようだ。
シベニクの世界遺産聖ヤコブ教会
それにしても毎日のように各地の教会を見学して歩くうちに、どこでもマリアやヤコブなど同じような名前でこんがらかってしまいそうだ。
ヤコブ教会を見学後、やはり旧市街の狭い路地の間を通り抜けて歩いた。
20分ほど自由時間になったが、みんな迷子になるのが不安なのか、あまり歩きまわらず、集合時間の5分前にはみんな集まった。
5時23分にシベニクを出発し、約60キロ離れた今日の宿泊地トロギールへ。
6時10分トロギールのホテル「パレス」に到着。今までのホテルよりワンランク上のクラスのホテルで、建物も室内の設備も新しく、夕食も美味しくて、みんな満足げな表情だった。
多分ジイとバアの顔も他の人から見れば同じように見えたことだろう。
部屋からの景色もよかった。
インターネットも接続できたので、成田から出発して、今日までの溜まったブログをこれからアップする。