今日は滋野公民館の「里山を歩く」で黒斑山に行ってきた。
今朝は、予報では晴れということだったが、分厚い雲に覆われ日射しもなかった。
9時前に滋野公民館に先生を入れて13人が集まった。
出発するころに少し青空が見え始めた。
高峯高原の駐車場に着くころには、すっかり雲が消えて青空が広がっていた。
富士山を始め、八ヶ岳から北アルプスまですっきりとした眺望が広がっていた。
10時に表コースの登山口を出発して、植物観察をしながらゆっくり登った。
12時を過ぎてトーミの頭に到着し、そこで昼食となった。
眼前にそびえる浅間山の火口の縁を歩いている登山者が見えるほど、くっきりと晴れていた。

もう何度も黒斑山に登ったが、下山するまでガスにかからない浅間山の全景をずっと見ることができたのは初めてだ。
これから先もないかもしれない。
八ヶ岳も赤岳から北横岳、蓼科山まで一度も雲がかからなかったし、遠く富士山も、いつまでも見えていた。

さすがに北アルプスは、槍ヶ岳など頂上付近で雲が時折かかってその姿を見えなくしていたが・・・。
午後1時過ぎに山頂に着き、20分ほど休憩して下山を開始した。

帰りのトーミの頭の下りで、会員の一人が足を取られて転んで左手を痛めた。
しばらくして手首周辺が腫れてきて、湿布などで手当てをした。
あとで病院で診てもらったら、骨折していたそうだ。
去年からの「里山を歩く」会で初めてけが人が出てしまった、残念だ。
3時前に高峯高原駐車場に戻った。
当初行く予定だったスキー場のゲレンデ近くに咲いている花を見に行くのは止めて、滋野公民館まで戻ることにした。
4時前に公民館に到着、解散して家に戻った。