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2011年03月31日 (木) | Edit |
今日は年度末、公務員生活をしていた時は、何かと節目になる日だったが、退職してまるまる3年が経った今では、単なる365日のうちの1日でしかなくなった。
今朝はマイナス2度からのスタート。
ここ数日の朝の気温をみていると、ジワリジワリと春が近づいていることを感じさせる。
朝のうち雲に覆われていた空も次第に青空が広がり、9時ごろには気温も10℃を超えた。
このまま暖かくなるかと思っていたら、10時ごろ北西の風が吹き始めたら、黒い雲が現れて、あっという間に横殴りの雪を運んできた。
気温も7℃まで下がったが、15分も雪を降らせた後、何事もなかったかのように黒い雲は去り、また晴れ間が広がった。
その後は、一日晴れてまた10℃を超えた。
午前中雪が降った
午後4時に予約してあった整形外科のリハビリに行った。
今日はいつものリハビリに、電気によるマッサージがあった。
背中の6か所に吸盤のようなものを貼り付け、少しピリッと感じる電流が流れる仕組み。
10分ほど緩急を付けた電流マッサージを受け、何となくすっきりした感じになる。
今回はその後の注射も、いつものヒアルロン酸に痛み止めも加えたものにした、という説明が先生からあった。
劇的な回復は期待できないたしいから、長期戦で構えなければならないが、陽気がよくなると血流もよくなって、回復が早まる可能性もあるらしいので、暖かい春を心待ちにしよう。
今日の信濃毎日新聞に河北新報社提供記事で、今回の震災で児童108人中74人が死亡・行方不明になった石巻市立大川小学校のことが掲載されていた。
教職員13人のうち10人も死亡・行方不明という。
北上川河口近くに建つ大川小学校は、ちょうど下校準備の時間で、地震で一端校庭に全員避難した後、津波警報で、裏山へ逃げずに北上川上流に向けて全員避難中に、津波に巻き込まれたらしい。
別の市の小学校では、避難所になっていた場所に避難した後、ここも危険と判断した教職員がさらに高台に児童を誘導して全員助かったというニュースもあったのに・・・。
職員の一瞬の判断の違いが、子供たちの生死を分けてしまった現実。
危機に瀕した時に、いかに冷静に、的確に判断し、行動できるか、まして自分一人でなく、大勢の命がその判断で左右されるとしたら、大変な責任だ。
今の、のほほんとした生活しかしていないジイが、いきなりそういう立場に立たされたらおそらく適切な判断が出来なかっただろう。
それにしても震災から20日経って、被災者たちは当初の混乱と興奮の時期から、状況の固定化と落ち込み、後悔、自責の時期になってきているという。
メンタルケアの必要な時期だ。
何も出来ないが、一人ひとりに慰めと生きる喜びが与えられることを祈る。