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2012年05月06日 (日) | Edit |
昨夜は畑仕事の疲れもあって、早々と10時には就寝した。
午前3時ごろ目が覚めてしばらく寝つけず、ようやくうとうとしかけた3時半に長野県の防災情報メールの着信音で起こされてしまった。
東御市に大雨洪水注意報が発令されたというものだった。
トイレに起きて、外を見たが雨の降っている様子はなかった。
4時過ぎにはまた寝つけたが、6時の目覚ましで起きて、カーテンを開けて外を見たがまだ一滴も雨は降っていなかった。
旅行に出かけるので、雨が降らないに越したことはないが、昨日植えた野菜の苗や種のためには、一雨欲しいところだ。
コーヒーとチュロを一口食べて、予定通り7時に家を出た。
小諸インターで高速に乗り、上信越道、北関東自動車道から東北自動車道に乗り継いで、一路盛岡に向かった。
ゴールデンウィーク最終日で、上信越道などが混んでいるのでは?と心配したが、全然混んでおらず、すべての路線で渋滞もなくスムーズに走らせることができた。
途中何か所か休憩、食事で休んで、無事盛岡市内の最初の目的地、裁判所の敷地にある「石割桜」に午後2時半に到着した。
岩手県内の前沢サービスエリアで給油しているころからポツポツ降り出した雨が、盛岡市内に到着する頃には、本格的な雨になり、頭上では時々雷鳴がとどろいていた。
傘をさしての石割桜見学と相成ったが、すでにサクラは葉桜になってしまっていた。
それでも樹齢350年から400年と言われるサクラの太い幹は、見るからに大岩を半分にかち割ったように見える。
その生命力が、見る者に何かを感じさせるのだろう。
昨今のパワースポットブームに通じるような姿だ。
石割桜の周りを一巡りした後は、近くの盛岡城址公園に行った。
こちらも、まだ残された「桜まつり」のぼんぼりがむなしくところどころにぶら下がっていて、サクラの花びらが水溜りに浮かんでいて、寂しそうだった。
遅咲きのシダレザクラやヤエザクラが辛うじて咲いていたが、それも雨に濡れてうつむいていた。
本丸跡まで登ったあと別のコースから降り、県庁の裏の有料駐車場に戻った。
雨の中咲き終わった石割桜をみた 盛岡城址公園
このころから雨が小降りになり、今夜の宿「ゆこたんの森」に到着したころには雨も上がっていた。
夕食前にゆっくり温泉に浸かった。
特にここの露天風呂は、林の中にあり、ひんやりした空気が木々の香りを載せて、浴槽にまで入り込んでくる気持ちのいいお風呂だ。
それほど温泉好きでもないジイだが、ここの温泉だけは泊ったら一度と言わず何度も入りたいと思う。
季節感あふれる美味しい夕食をいただきながら、生ビールのほかに気負いこんで冷酒まで飲んだら、部屋に戻るときには足元もおぼつかないほど酔ってしまった。
8時前には爆睡となった。