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2012年10月28日 (日) | Edit |
夜中から雨が降ったのか、庭やデッキが雨に濡れていた。朝のうちその雨が残っていたが、間もなく雨が止んだ。午前中家の掃除を済ませた後、畑へ出て夏野菜のナスやトマト、ピーマンを片付けた。
今年は、この夏野菜は随分と多く食卓に上った。
おかげで体重が少し上昇傾向になってしまったが・・・。
夏野菜を片付けた後、秋冬野菜のハクサイとダイコンを収穫した。ハクサイは初物だ。
これで今夜は鍋物となり、またまた食べ過ぎるほどたっぷり野菜を食べた。
初物のハクサイとダイコン
午後から、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんの講演を聞きに東御市文化会館に行った。
ジイが会員になっている二つの美術会も所属している市の文化協会創立40周年記念講演会ということで、講演会には何人か知っている顔の人も見かけた
。750席あるホールはほとんど満席となった。
演題は「がんばらないけどあきらめない」という、いくつかの著書に使われているフレーズだった。
講演の内容は、昨年の3.11東北大震災の支援をとおして、人が生きることの意味を医師としての切り口から、解き明かした。
一つ目は、緊張してアドレナリンを発する交感神経と、その緊張を解きほぐす副交感神経のバランスが必要なことを、震災後の避難所での極度の緊張の中で、副交感神経を働かせて緊張を解きほぐすことを上手にできた人が、立ち直りが早かったこと。
次に、将来に希望を持ったり、日々の生活に楽しみを持つと、ナチュラルキラー細胞が活性化し、免疫システムが強化されること。
さらに美味しい食べ物やきれいな風景に感動すると、セロトニンという「幸せホルモン」が発生すること。
そして最後に、乳児に母乳を与える母親に発生するオキシトシンという物質が、炎症を押さえストレスを緩和し、生きる力となることから、母親だけでなく、誰でもがスキンシップをし、相手の身になって思いやることでオキシトシンが発生し、それがひいては自らの生きる力となる。
おおよそそんな内容を、スクリーンにDVDや写真、音楽を駆使しながら、1時間半にわたって熱く語った。
鎌田さんの話からすれば、今のジイやバアの暮らしは、外形的には優等生になれそうだ?
帰りにツルヤ滋野店に行って、夕食の鍋の材料などを買って帰った。
家に着いた頃から日中止んでいた雨がまた降り出した。