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2012年12月22日 (土) | Edit |
今年の余すところ10日を切った。
退職して時間は持てますほどできたはずなのに、1年のサイクルがどんどん短くなったように感じるのは、年取った証拠?
昨夜寝ついた途端に、メールの受信音がして、携帯を確認すると防災情報メールだった。
大雪注意報の発令だった。
慌てて寝室の窓から外を見てみるが、雪はまだ降っていなかった。
朝は目覚ましが鳴る前の6時半にまたメールの着信音で起された。
今度は大雪注意報の解除のメールだった。
もう窓越しに外を見るほど覚醒しないでまた寝入ってしまった。
変な時に起こされてしまったせいか、7時の目覚ましで目を覚ました後また寝入ってしまい、起きたときは7時半を回っていた。
外は雪化粧でまだ少し降っているようだった。
朝食を食べ終わる頃は雪から雨に変わっていた。
雪景色を撮ろうと外に出てみると、西側の畑の雪は雨で少し融けはじめていた。
一昨日から全面結氷しているため池は、氷の上に雪が積もっていた。
年末にくる孫たちは雪だるまを作って遊びたいようだが、写真に撮った雪も夕方までにはあらかた融けてしまった。
今日の雪、後から雨になり夕方には融けた ため池の結氷の上に雪が積もった
今日は一日サンデー毎日や文芸春秋を読んで過ごした。
軽い読み物でも時々活字だけ追っていて、頭の中に何も入ってこない時がある。
何度も読み返さないとならないので、読むのに時間がかかり、おまけにそのうち眠くなってしまう。
夜NHKのBS1で、アメリカのNRC(原子力規制委員会)前委員長だったグレゴリー・ヤツコ氏の、浪江町住民への調査の模様をドキュメンタリーで追った取材を見た。
福島原発以後、アメリカ国内でのアメリカの新規原発建設で、不承認の立場で少数意見となり辞任せざるを得なくなったヤツコ氏だが、原子力の専門家として、原発事故により故郷を失い家族の関係や仕事、地域とのつながりなど住民が失った大きな損害の実態に真摯に向き合い、アメリカの原発政策を見直す意見を発し始めていることに、アメリカ人の良心を見たような気がした。
それに引き替え、今日もニュースでは安倍総裁が、もう首相気取りで、民主党の30年後の原発ゼロに対して、原発の再稼働や新規建設もありうる、と発言したと報じている。
安倍さんが取り戻す日本という国は、まるで故郷を追われた福島の人たちが住んでいる国とは違う国のことなのか?