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2013年08月30日 (金) | Edit |
昨夜横浜のデパ地下で買ったパンを部屋で食べた後、少しゆっくりして、ホテルを9時半にチェックアウト。
みなとみらい線で馬車道から一駅のみなとみらい駅まで行き、そこから横浜美術館に直行した。
10時の開館までまだ10分あったが、すでに行列ができていた。
10時までの間にあっという間に行列が3倍近くまで伸びてしまった。
プーシキン展の人気の高さを象徴しているようだ。
横浜美術館の外観 すでに開館前にできた行列
入口で音声ガイドを借り、展示室に入るがもう最初の絵から、人だかりが激しい。
音声ガイドが付く絵の周りはさらに立錐の余地がないほどだった。
アングルの「聖杯の前の聖母」やルノワールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」や「セーヌの水浴」、セザンヌ、モネらの印象派の作品、さらにゴッホ、ゴーギャン、そして20世紀のピカソやマチスなどまで、約300年のフランス絵画史に残る作品を集めたプーシキン美術館の66点を見ることができた。
出来ることならじっくり静かな雰囲気で、1点1点見てsる来たかったが、日本の美術館でそれを求めるのは無理だろう。
ルーブルやオルセーなど広大な展示スペースに、大量の名画が置かれて、見学者が分散されるのとは違って、狭いスペースに大勢が集中してしまう日本の美術館の特別展では、押し合いへし合いになるのは必定だ。
美術館の隣のビルにあるレストラン街でお昼を食べたが、ちょうどお昼時とあって、どのお店もすでに行列ができていた。仕方なく待たされるのを覚悟で、予約表に名前を書きこんで待った。
それから待つこと40分ようやく席についてオーダーする。
食事は、10分後に始めることができた。
待ち焦がれたうえでの食事だったので、写真に収める前に、お腹に入れてしまった。
食後、外は昨日に引き続き猛暑となっていて、歩き回る気にもなれず、ランドマークタワーに行った。
69階の展望広場から横浜市街を眺めることにした。
65才以上の高齢者は、通常1,000円のところ800円で展望広場にエレベーターで昇ることができ、高齢者になったメリットを味わった。
ランドマークタワー展望広場からの港の展望
ランドマークタワーのあと、大桟橋や山下公園などを歩くことも考えていたが、暑いので行くのはやめてまたカフェで涼んだ。
午後6時40分池袋発の高速バスで帰る予約をしていたが、暑さで疲れてしまったので、早めに池袋まで戻り、バスのチケットセンターで繰り上げのバスに乗れるかどうか聞くことにした。
4時半過ぎに池袋に到着、5時10分発のバスに変更することができたので、バスの中で簡単に食べられるようなものを西武のデパ地下で買って、バスに乗り込んだ。
8時に佐久平インター南のバス停に到着し、8時半に家に戻ることができた。
二日間とも天気に恵まれたが、あまりの暑さと人の多さ、刺激の強さにすっかり疲れ切ってしまった。
もう若くはないことを身体と心で実感した。