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2015年02月01日 (日) | Edit |
今日は朝起きてテレビを点けた途端に、イスラム国の人質になっていた後藤健二さんが殺害されたニュースになっていて、悲しみと怒りで一日重苦しい気分から抜け出せなかった。
イスラム国の戦闘員も、自らの思想と信仰を実現する国を作ろうと闘っていると思うが、その実現のための戦いが、それを阻止する者に対する怨嗟や憎悪で、相手が同じ人間であることが見えなくなってしまうのだろう。
殺すか殺されるかという緊張状態の中で、人間は人の死を、死として感じられなくなってしまう。
こうした人間の狂気は、誰にでも起こりうる、だからこそ戦争は決して起こしてはならない。
国家が武力を持てば必ずそれを行使したくなるというのが70年前に我々が学んだ知恵で、それが憲法9条に謳われたはずだ。
朝9時に家を出て、昨日行くはずだった上田イオンに買物にでかけた。
朝マイナス7℃だったので、車の車内もなかなか暖まらず、ようやく暖かく感じてきたころにはお店に着いてしまった。
いつもより早いせいかそれとも客離れが進んでいるのか、イオンの店内は空いていた。
折込広告に掲載されていた特売品めがけて店内を歩いた。
先着100名様という100円弱のお砂糖は、さすがにもう売り切れていた。
食品街は朝7時から開店しているから、9時半ではもう遅い。
食料品の買物を済ませた後、運動不足解消で広い店内を歩き回った。
衣料品など30~50%引きの値引き札があちこちに架かっていた。
5%引きになるワンデーパスポートも持っていたが、それを使って買おうという購買意欲もわかず、本屋さんで本を一冊買っただけで、家に帰ることにした。
午後は、重い気分を吹き払いたくて、フランスパンを焼いたりオレンジピールを作ったりした。
フランスパンは、生地を作るまではブレッドメーカー任せだが、そのあとは発酵させたり、丸く団子にしたり、延ばして折りたたんだりと30分おきぐらいに作業があるので、その間は他のことに集中できなかった。
それだけ気がまぎれる効果もあったが・・・。
最後は、電子レンジのオーブンを予熱して、ようやく焼き上がった。
焼き終った時にはすでに午後8時を過ぎていて、夕食も終わっていたが、美味しそうだったので、1個をバアと半分個ずつ分け合って食べてしまった。
焼き立てのパンは、自家製でもおいしいもんだ。
オレンジピールは、網に入れて外の風に当てようとしたが、もうマイナス6℃になっていて、外に出すと凍ってしまうので家の中に吊るした。
フランスパン オレンジピール
昨日家の模様替えを少しして、リビングの壁にジイの描いた絵を初めて飾った。
彩明会の会員展に出すために用意した1点だが、バアがようやくジイの絵を家の中に飾る許可を出してくれた。
ジイの絵
夕暮れ時外に出ると、東の空に月が出ていた。
満月ではないが、澄み切った空に輝いていた。後藤さんの冥福を祈る。
夕暮れ時の月