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2017年09月07日 (木) | Edit |
今日は写生旅行係になっている日本水彩画会上田支部の、来月の写生旅行の下見に出かけるので、いつもより30分早く起きて準備した。
あいにくの天気だが、他の係3人の日程調整が難しく、日を改めてということができなかった。
行き先は、去年と同じ大町温泉郷周辺だ。去年と同じホテルに泊るし、今年5月にも東御美術会で泊っているので、地理に不安はない。
8時半に文化会館で二人を乗せ、丸子自治センターでもう一人を乗せて大町に向かった。
東御を出るときは曇り空だったが。鹿教湯(かけゆ)温泉の近くから雨が降り出した。
三才山トンネルを過ぎて松本市内に入ると雨が小降りになったが、大町に近づくにつれまた雨が本降りになった。
最初にホテルに近い大町温泉郷の入口の鹿島川周辺の景色を確認した。
5月の東御美術会で写生した時は晴れて山並みもよく見えたが、今日は雨雲で山は見えず、鹿島川の水も濁っていて絵にならない風景だったが、一応2日目の写生場所の第一候補にした。
そのあとホテルに行って、宿泊代金や送迎用のマイクロバスの確認、雨の時の対応などを打ち合わせをした。
ホテルの交渉を終えたあと、青木湖に行った。
ここも雨で景色はいまいちだった。湖水の水量が増えていて、湖岸の位置が狭くなっていた。
ただ来月の写生のころは紅葉が進んでいるので、ここも一日目の候補にすることにした。
結局5月の東御美術会と同じ行程になってしまった。
青木湖
青木湖を見たあと、木崎湖の国道沿いにあるイタリアンのお店で昼食になった。
鄙には稀な美味しいパスタ屋さんだが、オーナーに聞いたら東京から30年前に来て営業しているとのこと、大きいお店ではないが続けてこられたのは料理の味だったのだろう。
お昼の後、国宝になっている仁科神明宮に行った。
神社の本殿の建築様式が、国内で一番古いものとして現存するので国宝になっているらしい。
ここも描くポイントがたくさんあるので、今回はともかくまた来年以降大町のホテルを利用するなら、写生地に選んでもいいのかもしれない。
仁科神明宮
最後に、雨の時に建物の内部から安曇野の風景を描くこともできる池田町立創造館に立ち寄った。
初日の雨の時を想定していたが、初日の月曜日は休館しているので、二日目が雨の時に利用させてもらえそうだ。
ロビーの窓から見える安曇野を描くことができるが、ロビーでは絵の具の使用は禁止されている。
傾斜地に建っている建物なので、ロビーは2階部分にある。
ロビーでデッサンした後、その下の1階部分の屋根のひさしの出ている外では、絵の具は使ってもいいということなので、風雨が強くなければそこでも何とかなりそうだ。
折角の写生旅行なので、雨を想定した行程はあまり気が進まないが写生係としては最悪の状況も考えておかなければならない。
池田町創造館からの安曇野の風景
池田町を後にして東御市まで戻ってきた。
家に戻ってきたら午後4時になっていた。
今日の結果で、来週の上田支部の例会までに、写生旅行の案内通知と出欠の回答をしてもらうハガキを印刷しなければならない。