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2019年03月31日 (日) | Edit |
いよいよ旅行の6日目、5時前に目を覚ましたが、昨日はもう外が明るくなっていたが、今朝はまだ薄暗かった。
早く起きてまた朝の散策をしようと思っていたが、荷造りなどをしていたら歩く時間が無くなった。
7時の朝食が始まる前に、スーツケースをドアの前に出した。
阪急のツアーでは原則スーツケースは部屋まで自分で運ぶことになっているが、バスが止められる場所とホテルが離れているため、唯一ここだけは会社の費用でポ-ターを頼み、運んでもらえる。
朝食の後今日の最終目的地アルベロベッロに行くため8時にバス乗車となった。
ここからアルベロベッロまでは、480㎞もある。
出発後イタリア本土に渡るフェリーに乗るためメッシーナ港に行った。
約45分かかって到着した。
9時10分ごろバスに乗ったままフェリーに乗船した。
バスで乗船
乗船後バスから降りてデッキに上がって出港する様子を眺めた。
ここから本土の側のヴィラ・サンジョバンニ港までは正味20分間かかるという。
本土とシチリアの最短距離は27㎞というから、日本ではとっくに橋を架けていたに違いない。
シチリア島に上陸するときはパレルモまで一晩かけてフェリーで渡ったのに比べ、短時間だ。
出航 本島へ
9時45分にバスに乗った状態でフェリーを降りて、最初の休憩地ピッツォに向かった。
港から一路アルベロベッロに向かうこともできたが、長丁場になるので会社の配慮で寄り道に考えてくれたところだ。
港町ピッツォでは、この地の名物であるタルトゥーファ・ネロというアイスクリームを食べた。
黒いチョコレートのパウダーをかけたアイスクリームで、アイスの中にヘーゼルナッツやキャラメル味のソースなどがかかった濃厚な甘さのアイスだった。
大きなアイスなのでバアと二人で1個がちょうどいい量だった。
ダンテ アイス
ピッツォは長靴の形の、甲の部分のところに位置していて、ティレニア海に面している。
かつては海の交通の要衝だったらしく、古くて堅固な要塞が残っていた。
高台から眺める海の景色は絵にかいてみたくなるような風景だ。
砦 海の眺め
ピッツォで1時間を過ごした後、バスで1時間15分走ったところにあるコゼンツァという町のレストランでお昼を食べた。
生野菜のサラダと牛肉と豆や野菜キノコを煮込んだ食事だった。
気温は20℃を越える暑さになっていたので、ビールを飲んだ。
昼食① 昼食② 昼食③
2時半に出発レストランを出て一路アルベロベッロに、途中のガソリンスタンドでトイレ休憩を1回休んだだけで5時40分にアルベロベッロのホテルに無事着いた。
ここで7時の再集合までゆっくり休憩できた。
7時に集合してトゥッリというとんがり帽子のような形をした屋根が並ぶ建物のレストランに専用の送迎バスで出かけた。
タオルミーナからここまで運転してきたバスの運転手は、労働時間の規制のため、アルベロベッロまでで、これ以上の運転はできないので別の運転手とバスが来た次第だ。
日本では大きなバスの事故のたびに規制が強化されているが、まだここまで徹底されていない。
運転手の労働条件の観点ばかりでなく、乗客の安全を守る意味からもきちんとした規制を法律化すべきだと思う。
運転手さんも同じお店で食事していたが、今日のお店のサラダのトマトはとてもおいしかった。
ジイが作っているトマトよりも数倍おいしかった。
さらにメインのムール貝のリゾットも貝のダシが効いていてこれもおいしかった。
白ワインをデカンタで飲んだが、バアと二人で分けて飲んだが飲み切れず同席した人に残りを飲んでもらった。
ワイン通のその人も同じ白ワインを飲んだが美味しいワインだと言っていた。
デザートのアイスクリームだけはレモンの酸味が効き過ぎていてジイは苦手だった。
夕食のレストラン 夕食① 夕食② 夕食③ ハウスワイン
美味しい夕食を堪能したあとはバスでホテルに戻り、アルベロベッロの中心地にみんなで歩いて行った。
明日のアルベロベッロ観光は朝の1時間ほどしか時間が取れない。
夜でお店は閉まっているが、日本人女性がここに住むイタリア人と暮らしていて、お土産他をトゥルッリで営んでいるので、特別にお店を開けてもらって、内部の見学とお土産の買物をさせてもらった。
日本のテレビにも紹介されているお店だそうだ。
ここでお土産をたくさん買ったので、荷物が一つ増えた感じだ。
キノコの屋根が見える屋上まで上がらせてもらった。
暗い街中に青いライトアップが幻想的だった。
陽子さんの家の中 陽子さんの家の屋上 アルベロベッロの夜景