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2020年07月28日 (火) | Edit |
朝食の支度をしていると、刈払機で草刈りをする音が聞こえてきた。
キッチンの窓から作業をする人の姿が見えた。
家の裏のため池の土手の草を刈っていた。
数人で刈っているようで数台の刈払機のエンジン音が聞こえていた。
30分もしないうちに池の淵から土手まできれいに草が刈られていた。
そしてあのユウスゲと咲き始めたキキョウもすっかり刈り取られていた。
先月刈られてしまったユウスゲはその後からわずかに残った花芽がようやく咲き始めたところだったが、それも無残に刈られてしまった。
イネに不可欠な水をためる池の管理も、コメ作りには欠かせない作業の一つなので、草刈りを非難することができないが、自然の中に生きている山野草をいとおしむ身にとっては、悲しい出来事に映ってしまう。
畑で野菜を作っているのでよくわかるが、どんなきれいな花を咲かせようが、収穫する野菜以外の草は全て雑草だ。
特にコスモスなど残しておけば咲いた後の茎や根は、手に負えないほどしっかり根付いてしまって、秋に始末するのが大変だ。
刈られた土手
午前中、次女にジャガイモなどを発送するため、同封するキュウリやトマトなどを収穫した。
長雨で、スーパーに出ている夏野菜は軒並み値上げになっているらしいが、我が家のキュウリは過去にないほどの豊作だ。
初めて作った夏大根も抜いてみたらまずまずの出来だったので、4本抜いて4軒に分けることにした。
午後になって、リハビリウォーキングに出かけたら、歩き始めてすぐに雨が降ってきた。
傘をささずにはいられない量の雨になってきたので、20分で家に戻った。
リハビリウォーキング
そのあと長女の家に行って、次女の家に送るジャガイモの箱詰めをした。
夜勤明けで家に長女もいたので、箱詰めを手伝ってもらい、ジャガイモも4軒分分けて箱詰めした。
次女の家には、今日の収穫分に加えて昨日の尺物のキュウリも一緒に詰めた。
明日朝一番で立科町のクロネコヤマトに行って発送するつもりだ。
野菜の箱詰め
長野県内の新型コロナウィルスの感染者が連日発生するようになった。
今日は新たに6人の感染が発表された。
NHKのクローズアップ現代で、劇団四季の公演再開までの取り組みと、コロナ禍の文化芸術の意義について考えさせられる報道を見た。
新宿のシアターモリエールで起きたクラスターの発生では、主催者がバッシングにあっているが、果たして犯人を叩いて留飲を下げることだけでいいのだろうか?
確かに長野県の新規感染者の中にも、この劇場に行った人がいてその濃厚接触者からも新たな感染者が出ている。
しかし、主催者も観客もコロナに罹ろうとして集まったわけではない。
舞台で表現すること、それを享受すること、それ自体は人としても生の営みをより豊かにするための行動だ。
その行動を誰が非難できるだろうか?
クローズアップ現代+の後の番組「プロフェッショナル」で奈良県立医科大学感染症センター病院での医療現場の状況を記録した映像を続けて観た。
コロナ禍の医療現場の状況の一端を見ることができた。
何とか第一波は乗り越えられたが、今始まっている第二波で医療現場の崩壊が起こらないか不安が募った。
政府の無策が心配だ。安倍政権はコロナでその無能ぶりを露呈してしまった。
かつての3.11東北大震災の時の旧民主党政権と同じだ。