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2021年09月30日 (木) | Edit |
今日は2年ぶりに東京に出かけてきた。
車で上田駅まで行き駅の近くの有料駐車場に止めた後、9時12分発の新幹線に乗った。
金沢発のはくたか号だが指定席はガラガラだった。
恐らく自由席もそうだっただろう。
上野駅で降りて、一水会展が開かれている東京都美術館に向かった。
上野駅の公園口の改札口が大きく変わっていた。
改札を出るとすぐ眼の前の道路に車が走っていて、しばらく信号待ちをしないと渡れなかったが、その道路がなくなって、文化会館から上野動物園、都美術館まで駅から立ち止まらずに行けるようになっていた。
上野公園口
国立西洋美術館は工事用の壁に囲われて、中で解体するドリルの音が響いていた。
ここも建物の前庭などを一新させる工事が始まっていて、それが終わるまで休館となっていた。
ヨーロッパなどの有名な観光地は100年経っても基本的な風景は変わらないところが多いが、日本では別世界に来たようになってしまう。
上野駅構内も新幹線から公園口に出るまで右往左往してしまった。
エキュートという駅構内のお店まで建ち並んでいた。
一水会展を見に行ったのは今回が初めてだ。
というのも今回上田支部展の最高賞を取ったTさんが初めて一水会展に応募し初入選したが、自分は行けないので招待券が余っているとのことで、それを頂いて行くことにした。
中学・高校の授業で美術を教えていた二人の先生が一水会の運営委員と委員をしていることと、ジイが定年後水彩画を始めた時に、一水会の会友だった同級生が、一水会展に出品した作品やスケッチ画のポストカードをたくさん送ってくれて、それが絵を描く励みにもなっていたことなどもあって、ぜひこの機会に最近の作品を見たくなった。
一水会展
運営委員の先生の作品はなかった。
ジイの年を考えても相当のお年になっているはずだから毎年出品するのは難しかったのかもしれない。
それでも委員をしているもう一人の先生は、教師として赴任してきたころは、美大を出て間もない若い先生だった、という記憶があるが、それでも80代になっているはずだ。
名前を発見したときは嬉しかった。
先生の絵
東御美術会の会員で、一水会の会友の人が小山敬三奨励賞を受賞していた。
長野県人としてふさわしい賞ともいえる。
一昨日の会員展の展示を指揮していた時には受賞のことは知らずにいて失礼した。
Yさんの絵
Tさんの作品も4番目の部屋に展示されていた。
一般の応募者が若い番号の部屋に飾られるのは、審査員の多くの評価が高かった証左なのだからすごいことだ。
Tさんの絵
同級生の作品も中間ほどの部屋で見つけた。
一水会のホームページですでに準会員になっていることは知っていたが、生の作品を見たのは初めてだった。
カトリックの神父をしていて、3年前まで横浜山手カトリック教会の主任司祭をしていた。
その後の消息は聞いていないが・・・。
退任する自画像なのかもじれない・・・。
同級生の絵
ぐるっと展示されている作品を全部見終わったら12時になっていた。
公園口から京成上野駅に行く途中の商業ビルの中にあった和食の店を探したが見つからなかった。
ビルに入っているテナントも見覚えがないものばかり、コロナですっかり様変わりしてしまったようだ。
上野で食事をするのは諦めて新宿に行った。
新宿で遅い昼食を取ったあと、ジイはスタバで時間を潰し、バアは用事を済ませて3時半に合流した。
新宿から湘南新宿ラインで大宮まで行ってそこから新幹線に乗った。
帰りの時間はバアの用事次第だったので指定席は取っていなかった。
夕方5時前の時間で座れるか心配したが、まだコロナ禍で自由席でも楽々座ることができた。
1時間で上田に到着、車で帰る途中ガソリンスタンドで給油したが6時半には無事帰宅することができた。
それにしても東京へ一日で行ってきただけでどっと疲れを感じるのは年のせいか?