昨日からの雨がまだ午前中残っていた。
今日は東御美術会の例会と、二日続きで水彩画だ。会場の祢津公民館は、浅間山系の裾野にあるので、濃い霧に包まれていた。
東御美術会は、人数も多いし、人材も豊富なので、いろいろ画題になるものを持ち寄ってくる。
ハクサイやカブなどの生野菜やリンゴ・柿、洋ナシなどの果物、菊などの花などよりどりみどりの画題があった。
柿は昨日描いたので、今日はカリンと洋ナシ、リンゴのかご盛りを画題に選んだ。

画題のとおりデッサンし着色を始めたが、そこまでやってみて構図的に今一つ納得できず、画面の左端に、なかった赤いリンゴを1個配置し、篭の右側にあった洋ナシを消した。
もう色を付けた後なので、家で描いていれば水を含ませたスポンジで色を拭きとり、濡れた紙を丁寧にティッシュで吸い取って色落とすことができたのだが、公民館ではそこまで丁寧にできないので、少し色が残ってしまった。
先月彩明会の先生が言っていた、絵の出来は8割方デッサンで決まる、という言葉が頭にこびりついている。
着色する前によく見直せばいいのだが・・・。
今日の例会も午後2時から役員会がある、というので早めに終わった。
大きな手直しをしたので、また時間が足りず未完に終わった。
午前中雨が上がり、帰る頃には青空が広がっていた。
雲が切れた浅間山に雪のすじが見えていた。

2時半前に家に戻ったので、バアと上田アリオに買物に出かけた。
毎朝食べているバナナやヨーグルト、生野菜が底をついてきていた。
日曜日の午後で晴れてきたので駐車場も店内も混み合っていた。
早々に買物を済ませ家に帰ったあと未完の絵を完成させた。
今日の絵は、途中から構図を変えたり、色を塗り替えたりいろいろ試してみた。
そのため少し色が濁ってしまったがこれも勉強だろう。

夜はNHKスペッシャルの認知症の番組第2段をみた。
今日は認知症になった人の生き方、支える人たちの有りようを掘り下げたものだった。
認知症になって上手に表現することができなくなっても、人としての感性や情動は残っていることが分かってきた。
それとどう向き合うか・・・。