朝起きると雨が降った形跡はなかった。少しでも降ればデッキが濡れているのでわかる。
空は曇っていて黒い雲も遠くにありそうだが、すぐに降りそうもない。
仕方がないので朝食のあと畑に水やりに行った。
特に昨日土寄せをしたジャガイモには、ジョウロの蓮口を外して株元にたっぷり水をやった。
ふかふかの柔らかい土なのですぐに水を吸い込んでいた。
外水道の蛇口と畑を何往復もしたので、朝のウォーキングをした気分だ。
明日は里山同好会の例会の日なので、今年度最初の会報を配布しなければならないが、まだ何も準備できていなかった。
先週からそろそろ作らなければと思いつつ、なかなか着手せずに今日まで来てしまった。
切羽詰まらなければ始められない、というのは死ぬまで直らない悪癖か？
中学生のころから試験前日の一夜漬けが得意だった・・・。子どもたちには言えなかったが、もう時効だろう。
会報の記事は、去年の年末の打ち上げ会、今年4月の総会と第1回の例会で行った鏡台山だ。
それぞれブログに残してある記事に目を通し、使える内容をコピーして会報の原稿にした。
削除したり付け加えたりし、さらに当日の画像などを張り付けて完成させた。
午前中から始めて、午後一時中断してバアの美容院行きの運転手をしたあと、家に戻って続きをやって6時前にようやく完成し、印刷した。
ちょうどオバマ大統領が広島で演説している頃だ。
原稿作りと演説とを半々にして聞いていたせいか、オバマ大統領のスピーチには、プラハでの演説の時に感じたような迫力を感じなかった。
プラハ演説から7年経って、核廃絶は何も進んでいない。
どんな言葉を使っても現実に進展がないなら言葉は空疎になる。
広島スピーチに対するマスコミのコメントも聞く気がしないので、朝一番でやった畑の水やりももう乾き切っていたので、いつものように夕方の水やりをし行った。
野菜は、手間暇を掛ければ必ず結果を出してくれる。
我が家を建てるときに担当だったホクシンハウスのＮさんに、エアコンの取り付けについて電話で相談した。
今年はエルニーニョではなくラニーニャ現象になり、猛暑になるらしい。
去年我が家の2階にある冷房も点けられる唯一のエアコンが故障し、修理を頼んだがもう部品もないということで壊れたまま放置している。
この次に取り付けるときは、家全体を冷やすのではなく、2階の和室と1階の寝室だけそれぞれ冷やすように、個々に取り付けるつもりだ。
高気密断熱の壁なので、普通の電気屋さんの取り付け工事では、気密性能が落ちてしまう不安があるので、Ｎさんに相談したら、ホクシンハウスの電気工事を請け負っている協力会社と連絡して近いうち来てくれるという返事をもらった。
その時昨年Ｎさんが案内して訪問された方が、丸子に家を建て引き渡しも終わった、という報告を受けた。
建てる前からジイのブログ読者で、参考に話を聞きたいと、訪ねてこられたご夫妻だ。何か嬉しい気分になった。
そのあと家を建てる時、契約に至るまでの話し合いから、家の設計までの打ち合わせをメインで対応した当時の上田営業所長だったＯさんから電話があった。
Ｎさんへの依頼の話を受けて、電気工事会社の人を我が家に差し向けるので直接交渉するよう話があった。
紹介された会社は、ジイ小屋の電気工事や、テレビの配線工事をしてくれた記憶がある。
我が家自体の工事をしてくれたかは定かではないが、Ｏさんの話では、長らく東信地区のホクシンの電気工事を一手に引き受けていたというから、多分間違いないだろう。
Ｏさんもすでに上田営業所から松本に異動して3年やったあと、今は長野本店のほうにいるとのことだった。
もう60代になって役員待遇で本店にいるのかもしれない。
もう家づくりで熱く話し合いをしてから15年近くなるのだから、お互い随分変わってもしょうがない。
またいつか会ってみたい人の一人だ。