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2016年07月11日 (月) | Edit |
朝5時半に起床した。その前に二度もトイレに起きた。
バアはほとんど一晩中眠れなかったらしい。
明け方に窓から見える山並みに朝日が当って赤く染まっていた、という。
こちらでいうモルゲンロートというものかもしれない。
ジイも起きてすぐ窓から眺めたが、もう赤さは山に少し残っているだけで空は青空になっていた。
モルゲンロート 最初のホテル
 6時半から始まる朝食会場に、45分に行くと2人席はほとんど空いていなかった。
もう食べ終わって片付けの終わっていない席を見つけ、係の人にセットし直してもらってそこに座った。
ビュッヘスタイルなので、今朝はあまり欲張らず、量を減らして取ったつもりだが、食べてみると全部は食べ切れなかった。
8時出発なので、食事を終えて部屋に戻り出かける支度をするのに気が急いた。
明日までの連泊なので、荷造りをしなくていいのが救いだった。
8時の出発に誰ひとり遅れることもなく、5分前には全員集合したが、肝心のバスの運転手が8時過ぎになってしまった。
昨夜の空港からの運転手は代理で、今日の運転手が最終日までずっと一緒に行動する運転手なので、少し不安だったが、今日一日の運転の様子をみて、大丈夫そうに感じた。
インスブルックは、昨日の到着時の雨が嘘のような青空になった。
インスブルックから距離にして約25㎞のところにあるゼーフェルトに向かった。
地名のゼーフェルトのゼーは湖、フェルトは草原という意味だ。
出発から40分ほどで到着した。ここから9時発のケーブルカーに乗り、さらにロープウェイに乗り継いでゼーフェルダーヨッホまで上がった。
まだ他の登山者は少なく、楽々上がることができた。
ロープウェイ
ここからゼーフェルダーシュピッツェまでの稜線を歩いた。
360度山々に囲まれ壮大な景観の中を歩くという経験は、こういう場所でしか味わえないものだ。
山① 山② 二人で記念写真
往復歩行距離2㎞、標高差147mとそれほどのキツサではないが、まだ参加者の力量が分からない中、十分時間を撮りながらのハイキングだった。
バアにも安心して歩けるペースだった。
遅れがちの人は、二人の現地ガイドのうちの一人に途中からリュックを持ってもらっていた。
先頭でガイドする人は、日本人で夏は山のガイド、冬はスキーなどのインストラクターを20年以上しているベテランで、説明もガイドも上手な男性だった。
山野草の花もたくさん見ることができたが、わかったのはワスレナグサとリンドウだけだった。
ワスレナグサ リンドウ
帰りのロープウェイやケーブルカーは、往きよりも混み合っていた。
12時半にゼーフェルトからバスでホテルインスブルック・ヒルトンに戻った。
いったん部屋に戻って、山歩き用の荷物を置き、靴を履き替えて、ホテルから歩いて15分のところにあるレストランで遅い昼食をとった。
昼食のメインは、チロラーグレステルという「チロル風肉ジャガ」だった。
美味しかったが、ボリュームがあり過ぎて、運動した後にもかかわらず食べ切れなかった。
昼食の肉じゃが
食後は、別に来た現地ガイドに案内してもらってインスブルック市内の観光をした。
旧市街の中心地を主に歩いて回った。
朝から天気に恵まれ、午後の市内観光は気温も上がって歩くのも辛い状態になった。
できることなら涼しいところで横になりたい気分だった。時差による寝不足も影響したのだろう。
市内見学
4時からお決まりのガラス細工などの飾り物で有名なスワロフスキーの本店でのショッピングになり、ここで解散になったので、早々にここを引き上げてホテルに戻ることにした。
ホテルに戻る途中にあるスーパーに寄って、夕食がフリーだったので、夕食用の軽食やビール、お土産用の御菓子類を買った。
添乗員さんが夕食に近くのピザ屋さんに案内すると言ってくれたが、とてももう出かける気にならなかった。
また夜は雷と大雨になった。
部屋で再度フリーのWi-Fiに繫げようと試みたが駄目だった。
ブログのアップだけでなく、ニュースも見られないので、参院選の結果や都知事選の候補者の行方もわからない。
きっとわかってしまったら気分を悪くするに違いない。
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