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2016年07月24日 (日) | Edit |
今日は朝6時に起きて、七二会の古民家修復の手伝いに行く準備をした。
四国からマイスターが先日から七二会にやってきていた。
7時過ぎに家を出て、七二会には8時半に着いた。マイスターとは4月のみちのく釣行以来だ。
久し振りに古民家に来たが、数日前からきて草刈りや清掃などをしていたらしく、以前と変わらないたたずまいに見えた。
しかし、よく見ると蔵のほうの内外壁の土壁の所々に亀裂が走っていた。
かなり激しい揺れがあったのだろうが、母屋も蔵もしっかり建っているので、構造的には問題なそうに見えた。
蔵の概観
マイスターから頼まれてどんな作業をするのか事前には聞いていなかったが、今回の作業は母屋の2階に二重ガラスのアルミサッシを取り付けることだった。
母屋の2階は、蚕部屋になっていたところで、雨戸を開けると、風雨を避ける窓などがついていない。
マイスターの考えでは、3尺ほど内側に窓を取り付け、外との間の3尺は濡れ縁のようにするとのことだった。
まずは2間(けん)の幅の窓枠2組を組み立て、取り付ける作業をした。
これも一人で組み立てるのは大変な作業だ。
反対側をジイが押さえて倒れないようにしておいて、ネジ止めをしなければならない。
組み立てた窓枠を取り付ける作業では、途中に1本梁が通っているのでそれをどうするか、が問題となった。
最終的には梁の一部を削って枠を通すことにした。
2組の窓枠の中間には角材で柱を建てた。午前中でここまでの作業を終えてお昼にした。
マイスターがポテトサラダを作ってくれていた。
四国で家庭菜園をしているということで、そこで作ったスイカやメロンも持って来ていた。
我が家の畑ではまだスイカもメロンも食べごろにはほど遠いのだが、やはり野菜や果物の収穫時期が随分違うようだ。
午後からは、1階の土間に置いてあった二重ガラスの窓を2階に上げる作業をした。
この窓ガラスは、一人では持ち上げられない重さで、ましてや2階に上げるなどとても無理だ。
マイスターがジイを頼りにした理由がよくわかった。
1階の吹き抜けのところに窓を二人で建てかけ、2階に上がって二人で引き上げるようにした。
狭い階段を使うのは無理だった。
最初に引き上げた窓を、試しに取り付けてみたら窓枠に入らなかった。窓枠より窓の方が大きい。
二人で青くなってしまった。午前中の作業が水の泡だし、改めて窓枠を手に入れるのも難しい。
土間に立て掛けてある窓を調べたら、大きさの違う窓があって大きいのが4枚、小さめのほうが8枚だった。
小さめのほうの窓を同じように引き上げて、窓枠にはめ込んだらぴたりと嵌った。
必要な窓の数は8枚なので小さめの窓だけ引き上げて無事全部窓枠に入れて一段落した。
数年前にこの窓を手に入れて母屋の土間に置きっぱなしになっていたものだが、その時にマイスターが考えていた場所に取りあえず8枚のガラス窓で仕切りができた。
一休みしたあと、残っていた窓枠の上の板を取り付けて今日予定していた作業を終えた。
取り付けた窓枠と二重ガラス窓 外から見た2階の窓
さすがに午後になると母屋の中も熱気がこめてきて汗をかきながらの作業となった。
帰るまでに刈った雑草の片づけをするつもりでいたが、疲れてそこまでやる体力、気力は残っていなかった。
四国のほうに移り住んでから、古民家を買ってやはり修復しながら暮らしているときいていたので、そちらが終の棲家になるのかと思っていたが、話を聞いてみるとゆくゆくは七二会に拠点を移すことも視野に入れてようだ。
5時前に七二会を出て、6時過ぎに家に戻った。さすがに疲れてブログまでアップせずに寝てしまった。
帰りの飛行機で隣の人が寒い寒いと毛布を2枚も掛けていたが、どうやらジイもその風邪でも貰ったのか、喉の痛みが激しくなった。
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