昨日とうって変わっていい天気となった。ホテルの窓から斜めだが富士山がよく見えた。

ホテルのロビーから直接行き来できるコンビニで、昨日夕食の帰りに買っておいた朝食を部屋で食べた後、9時にホテルを出発した。
昨日の夜はどこをどう走ったかわからなかったが、今日は富士山を目印に走ることができたので、方角がよくわかった。
叔父さんの別荘の近くを通り過ぎて、富士宮に向かった。
昔富士宮の白糸の滝に連れて行ったことがあるはずだがバアは記憶がないというので、行くことにした。
そこに行く前に富士宮の富士山本宮浅間大社に立ち寄った。
七五三のお参りや神前結婚式が行われていて、境内が賑わっていた。
神社の奥にある湧玉池（わくたまいけ）が見たかった。
富士山の伏流水がコンコンと湧いていた。一年中水温13℃、湧水量1秒間に3.6kl湧きでているとのこと。
この池から神社の境内に沿って、ゴーゴーと川になって流れ出ていた。
　　
浅間大社を出た後、白糸の滝に行った。
以前に行ったときとは違って、そこまでの道路もハイウエイ並みの立派な道路で、入口には広い駐車場ができていた。
昔は駐車場のすぐ先に道路両側にお土産屋が並んでいたが、今はトイレや観光案内所ができていて、そこからしばらく歩いたところにまず音止の滝があり、さらにその先に行って、ようやく昔ながらのお土産屋の並びが出てきた。
その先の狭い階段を下りて白糸の滝へ行くコースも、昔の面影を残しつつも、きれいに整備されていた。
滝壺の近くまで行ってみてもバアは来たことを思い出せないという。きっと違う人と来たのだろうという。
滝を見た後、B級グルメ大会で初代グランプリになった富士宮焼きそばの認定品を出すお店で焼きそばを食べ、ソフトクリームを舐めたあと、田貫湖に行った。
　　
田貫湖には初めて行ったが、思った以上に広い湖だった。
1周3.3㎞で、歩くには時間がなかったので、貸自転車で一周することにした。
富士山と湖を眺めながら、ルンルンと気持ちよく走っていたが、途中サイクリング遊歩道に子ども連れがひろがって歩いていたので、それをよけようとカーブのところで外側を回り込んだら、道路が濡れていて、車輪が横滑りして思いっきり転んでしまった。
自転車に乗ったのも10年ぶりだが、自転車で転んだのはさらにそれ以上前のことだ。
左腕と左足を打撲、擦過傷を負ってしまった。
まだ傷口は見ていないが、夜になっても痛みは消えないので、しばらく直りそうもない。
年を取って傷の直りは時間がかかるようになった。
田貫湖をあとにして、それからは富士五湖巡り（山中湖を除く）をした。
本栖湖、精進湖、西湖、河口湖の順で回った。
それぞれ富士山を背景に湖の写真を撮った。最初の本栖湖は車でぐるっと一周した。
最後の河口湖で、富士山を眺めながらコーヒーを飲もうとお店を探すつもりが、思わぬ渋滞に巻き込まれ、午後4時近くになってしまったので、それは諦めて帰途についた。
河口湖インターから高速道路に入り、往きと同じ諏訪南インターで降りてから一般道を走って帰った。
設定した車のナビは、何度も来た道と違うルートを指示したが、それを振り払って、往きと同じ道を走るうちにようやく同じルートになった。
帰りは休まず運転して6時20分に無事家についた。
途中から頭痛がし始めたので、家についてすぐに薬を飲んだ。
1時間後ぐらいから効いてきて、今二日分のブログを書き終えるところだ。
昨日全く姿が見えなかった富士山が、ずっと姿を現し続けてくれたので、一日富士山を飽きるまで満喫することができた。
富士山を見て心が浮き立つのは、裾野生まれの両親のDNAを引き継いでいるからか？
以下の富士山の写真は順番に、田貫湖、本栖湖、精進湖、西湖。