大晦日の今日は、1年を締めくくるように今季最低となるマイナス9℃まで気温が下がった。
雲一つない快晴となった。
朝食の後、栗きんとんを作った。
毎年材料をコープ長野で買い揃えて作っているが、今回は初めてクチナシの実を使って黄色くした。
スーパーで、ティーバッグに入ったクチナシを売っていたのでそれを使った。
水に10分ほど浸けて黄色くなった水を芋きんとんと混ぜるといい色のきんとんになった。
そのあとは晴れて風がほとんどなく気温も上がってきたので、10時ごろから孫たちが楽しみしていた焼き芋大会を始めた。
大会といっても、焚き火をしながら焼き芋を作るだけのことだが、都会育ちの孫たちにとっては、外で火を燃やすことすら普段の生活では経験できないことだ。
庭木の剪定枝を切りそろえて次から次へと火の中に投げ込んだ。
煙が目にしみる経験も少ないようで、風向きによって自分のほうに煙が流れてくると逃げ回っていた。
お昼の食事代わりにたくさん食べたいというので、サツマイモ9本、ジャガイモ4個を焼いた。
量が多過ぎて焼きむらができていたので、残り火でじっくり焼いたら、少し焼き過ぎてしまった。
お昼にはとても食べ切れず、残りはお土産に持ち帰ってもらった。
　
二女家族は、午後2時過ぎに帰って行った。
このあと軽井沢のマンションで正月を迎えるとのこと。
彼らを見送った後はしばらく放心状態となった。
夕方外が薄暗くなってから、バアがおせちの準備を始めた。
夜になって、おそばを茹でで年越しそばを食べた。
これで今年も静かに終わって行く。
あと何回こういう年末を迎えられるのかわからないが、明日をも知らない戦火の中にある人たちには、一日も早く平和な暮らしが訪れるよう祈りたい。
日本もおかしな人達が政治の実権を握っている今、これ以上危うい方向に進まないよう抵抗していきたい。