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2017年05月29日 (月) | Edit |
ベリコ・タルノボの町は、日本でいえば京都のような古都で、坂の町だ。
泊ったホテルのロビーに琴欧州の日本語の新聞が飾られていた。
彼の生まれ故郷らしい。故郷に錦を飾ったのだろう。
琴欧州の日本語の新聞
朝は6時前に起床した。今日のホテルも一泊だけなのでスーツケースを閉めて廊下に出した。
今回泊ったホテルは、坂の途中にあって、入口も4段の階段がある。
降りたバスからホテルまでの距離もあるので、スーツケースはホテルのロビーまではポーターが運んでくれた。
ロビーから部屋までは自分で運ぶことになっていたが、エレベーターが1台しかなく、しかも1回に2人ずつしか乗れない狭さだった。添乗員さんの判断で今日のチェックアウトは、部屋の前の廊下に荷物を出しておけばポーターがバスまで運んでくれるように手配してくれた。
坂の上にあるホテル
食事が7時半からなので30分ほどホテルの周辺を散歩した。
持ってきた長袖がわずかになったので、今日は半そでのシャツにしたが、晴れているので寒く感じなかった。
大きな公園の入口にすぐに目につく大きな銅像が立っていた。
4つの面にそれぞれ兵士の像と年号が刻まれているので、おそらく戦勝記念や独立記念をあらわしているのだろう。
こういう兵士の像は、旧社会主義圏の国には当たり前にある光景だ。
その先の公園の中をヒトめぐりしてホテルに戻った。
朝の公園① 朝の公園②
朝食は我々のツアーグループだけだったが、並んでいる食べ物が狭いところに置いてあったので混みあってしまった。
ジイはパンをトーストして食べたかったので置いてあったトースターにパンを入れてスイッチを入れたが一向に熱くなってこなかった。
よく見たらコードが電源につながってなかった。
電源を入れてスイッチを入れたがまだ駄目だ。
ホテルの人を呼んでみてもらったら、スイッチの押し方が弱かったようだ。
ヨーグルトがあったので深いボウルのような容器にたっぷりヨーグルトを取って食べた。
味は日本のヨーグルトとほとんど変わらなかった。
日本のヨーグルトがもともとブルガリアのヨーグルトの味に似せて作ったのが始まりなのかもしれない。
8時半にホテルを出て、市内観光になった。
最初に入場観光となっていない王宮を遠目に眺めた。
ヘアピンのような川の流れに沿って谷筋があり、山あいに建物が建つ。絵に描いてみたくなるような景色だがジイには無理だろう。
12,3世紀ごろに栄えたブルガリア王国の首都として栄えたそうだがその後トルコに500年にわたって支配された。
王宮 絵になる景色① 絵になる景色② 市内を流れる川
トルコに征服された時代にできたトルコ人の居住地区なども見学した。
坂に面して建つ建物のほか、大きな庄家の堅牢な建物もあった。
旧トルコ人街① 旧トルコ人街②
約1時間の市内観光の後、カザンラクの谷を目指してバスは走った。
途中、シブカ峠にある水牛の乳で作った珍しいブルガリアヨーグルトを売っているドライブインに寄り、添乗員さんがそこのヨーグルトをふるまってくれた。
プレーンヨーグルトにハチミツを掛けただけのものだが、濃厚で美味しかった。
シブカ峠のドライブイン ドライブインの水牛ヨーグルト 水牛のヨーグルト
そこから30分ほど走ってカザンラクの谷に入って、バラの畑が目の前に広がるレストランで昼食となった。
細かく刻んだキュウリが入ったヨーグルトの冷製スープに肉団子と添乗員さんは言っていたが、見た目にはハンバーグ(食べても)がメインだった。
ギョフテというブルガリア料理らしい。
デザートはやはりヨーグルトで、シブカ峠で食べた水牛ヨーグルトと遜色ない濃厚な味だった。
昼食を食べたレストラン 昼食のスープ 昼食メインの肉団子 昼食のデザート
食後は道路挟んで反対側にあるバラの畑を見学した。
普通は朝のうちにバラを摘んでしまうのでバラの花がほとんどないらしいが、数日前まで雨が続いた後一気に開花したため摘み切れずに残っていたようだ。
バラ園① バラ園②「
バラ畑を見た後、バスに乗ってバラ博物館に行った。
オランダのチューリップ博物館のように、行くまでいろいろなバラの花を展示しているところかと想像していたが、どちらかといえばバラオイルの製造工程やオイル商人の事務室などが展示されている資料館という感じのものだった。
バラは中庭の一部に咲かしている程度だった。
かえって博物館の周辺の公園にたくさんのバラが植えられていた。
周りに広大なバラ園もない。イメージとだいぶ違っていた。
バラ博物館① バラ博物館のオイル抽出機 バラ博物館のバラ
バラ博物館の見学の後は、このカザンラクに多数点在するトラキア人の墳墓のうち、1944年に防空壕を掘っていた兵士が偶然発見し、その墓の中に描かれていた極彩色の壁画の価値の高さによって世界遺産に認定された墳墓を見学した。
昨日、スヴェシタリで同じトラキア人の墳墓を見たばかりなので、おおよその見当はついていたが、こちらは実際の遺跡を展示しているのではなく、別の場所にレプリカを作ってそれを展示してあった。
こちらは石室内部が狭く、4人ずつ交代で見学した。日本でも高松塚古墳で見つかった壁画の傷みを修復するため大掛かりな作業が行われたと聞いているが、こちらでも実物がこれ以上傷まないよう実物は見せずレプリカで済ませていた。
貴重な遺産を劣化させないためには止む得ない措置といえよう。
墳墓が見つかった場所 墳墓の壁画① 墳墓の壁画②
墳墓の見学の後、近くのバラ製品のショップへ行き、バアはお土産に配れるようハンドクリームを買っていた。
次の見学地は摘んだバラからオイルを抽出する工場のあるダマスセナローズガーデンに行って工場を見学し、付属して造られているバラ園やショップを見学した。
摘み取られたバラが、一袋20kgほどのビニール袋に入れられ、次々と車で運び込まれていた。
運ばれたバラは、蒸気で蒸されてバラのエキスがオイルとして抽出される。
バラの咲くのは今の時期だけ、この後ラベンダーなどになるそうだが、ここで働いている人はいずれにしても季節工らしい。
その後は何をして稼いでいるのか心配だ。
バラオイル工場① バラ工場② バラ工場③ バラ工場④
工場見学後今夜の宿泊地、ブルガリア第2の都市プロブディフへ。午後6時前にホテルに到着。
大きなホテルで社会主義国時代からのもので風格を感じさせる建物だ。
窓から中心市街地にある公園が見えた。
今日はホテル内のレストランでの夕食なので、部屋に入ってすぐインターネットで日本水彩画会展の入選発表をチェックした。
無事入選者名簿に自分の名前が掲載されているのを見てホッとした。
夕食は入選祝をビールで乾杯。
同じツアーで日本水彩のことをご存知の方が同じテーブルだったので報告したら同席した盛岡から来た女性二人連れにも祝福を受けてしまった。
今夜は気持ちよく眠れそうだ。
夕食のスープ 夕食のサバ 夕食のデザート


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