今日は彩明会の例会の日なので、いつもより30分早く起きた。
バアはもっと早く起きてお弁当を作ってくれていた。
昨日は帰りが遅かったので天気予報の確認もできなかったが、まずまずの天気だ。
7時前に先生から電話があって、7時45分に迎えに来てくれるかという内容だった。
昨日Fさんから東京にいるときに電話があって8時30分に迎えに行くことにしてあったので、1時間早過ぎる。
電話をしながら受話器の前の壁に貼ってあるカレンダーを見たら、集合は8時になっていた。
急いでFさんに電話して7時半に迎えに行くことにした。
それから急いで絵の支度をして、朝食を済ませ、髭も剃らずに出かけた。
Fさんの家には2分遅れに着いたが、先生のところは5分早く着くことができた。
集合場所の中央公園には7人が集合、いつも30分近く早く来るTさんが来ていないので電話すると、Tさんも9時だと勘違いしていたようだ。
写生場所へは直接行ってもらうことになった。
去年の秋東御美術会で描きに行った御代田だ。
そのときは途中で寒くなってお昼前で撤収となった。
近くのホテルの駐車場に車を止めさせてもらい、トイレも借りられるようにして写生場所を探した。
去年の秋に描いた場所は、草も生い茂り浅間山を塞ぐように木が生い茂っていて、見通しが悪くて写生には不向きなっていた。
いろいろ探し回った後、邪魔になっている林の中まで入っていくと、ようやく見渡せるような景色になったので、足元は悪いがここで描くことにした。

11時ごろまでは、太陽に位置に合わせて画用紙に日が当たらないよう、少し動きながら描いた。
そのころから雲が出てきて、時々雲に日差しが遮られるようになり、風も吹いてきた。
浅間おろしといえるような風か？
お昼を食べている間にイーゼルが倒れ画用紙が飛んでしまった。
絵筆が1本どこか藪の中に潜り込んでしまい見つからなかった。
西の空の雲行きが悪くなってきたので、午後1時に終わりにすることにしたが、みな12時半前には片付け終わって、ジイが最後になってしまった。
午前中はっきり見えていた浅間山などの山襞が黒一色になってしまって、見ながら描くことができなくなっていたが、まだまだ完成には程遠い。
ホテルの駐車場まで戻って、先生の講評をしてもらった後、近くのブレッド＆カフェの看板の出ているお店へお茶をしに行った。
お店はパンやケーキを売っていて、店内にテーブルがあり、そこで買ったパンなどを食べることができた。
子供連れの若い人たちで店内は混みあっていた。
お店の裏側は、芝生の広場になっていて、そこでもベンチとテーブルが置かれていたので、景色を見ながら買ったケーキを食べた。
コーヒーは無料サービスで飲むことができた。
われわれが今まで描いていた浅間山が何の障害物もなくよく見えた。
秋にはここで絵を描くことが決まった。風が問題だが・・・。
降りそうな雨も降ってくる前に中央公園に戻った。
2時前に解散となり、早く家に戻ってこられたので、未完成の絵の続きを描いた。
一通り色を付けたが、まだまだ不十分だ。
かなり手直しが必要だが、疲れてしまったので終わりにした。

先日家の前の麦畑は夕陽に輝いていたが、今日は日が当たっていなくても、黄色くなっていた。
さらに黄色くなって麦秋になる。
伸び切った麦の穂には、びっしり麦が詰まっているように見えた。