天気予報では、今日明日を過ぎたら、しばらく天気が崩れる予報になっていた。
明日は支部展の受付、明後日は支部展の片づけなど予定が入っているので、出かけるのは今日が最後と、朝9時に家を出て、美ヶ原高原に向かった。
朝起きた時は、家の周辺は霧が出てあまり天気がよくなかったが、旧和田村からビーナスラインに出るころには、青空が出ていて、紅葉が朝日に輝いていた。
山本小屋の駐車場には10時前に到着した。
歩き始めると爽やかな風も吹いていて360度視界が開けて爽快な気分になった。
間もなく、夏の間放牧されていた牛たちが、トラックに積み込まれていた。

今月20日までにすべて美ヶ原高原牧場に放牧されていた牛は、すべて自分の元の飼い主のところへ戻されるそうだ。
牧草も早々と赤く草紅葉になっていた。
八ヶ岳の右側には富士山もくっきりと見えた。
富士山を見て特別な感慨が湧くのは、静岡の裾野に眠る先祖から引き継いだDNAのせいか？

王ヶ頭から王ヶ鼻まで行って、出発から1時間20分、急ぐわけでもなく、マイペースで歩いた。
王ヶ鼻で眼下に広がる松本の市街地を眺めながら、早めのお昼を食べた。
　
12時前に王ヶ鼻を出て戻り始めて間もなく、ミッチャンからバアに電話が入った。
今日はコープ長野の宅配の日であることをすっかり忘れて出かけてきてしまった。
こんな時に限って、注文量がお米を含めていつもの倍近くあった。
預かっておくから慌てずゆっくり帰っておいでと優しいことを掛けてもらったようだ。
山本小屋には1時15分に戻ってきた。
まっすぐ帰れば1時間弱で家に戻れたが、ゆっくり帰ってくればいいという言葉に甘えて、ビーナスラインを走り抜けて、紅葉を楽しんだ。
白樺湖から立科を経由して帰ってきたので、家に着いたら3時になっていた。