2019年03月28日 (木) | Edit |
昨夜は夕食に飲んだワインのせいで8時には就寝してしまったが、途中フェリーのエンジン音や隣室の物音、波の揺れなどで何度も目を覚ました。
寝不足と時差ボケで疲れ切っていたが、4時過ぎからはなかなか寝付けなくなった。
5時ごろ気が付くとバアがすでに起き上がっていた。
ジイも起きてトイレに行った後水を流そうと思ったら水が出てこなかった。
これですっかり目が覚めた。
バアのために船内の別のトイレを探しに行った。
途中で何人か同じツアーの人に会ったので、聞いたらみなトイレの水が出なくなっているとのことだった。
ちょうど朝食が始まる時間だったので、部屋に戻って朝食券を持ってレストランにいくと、出会った人たちがまだレストランに入れず入口で並んで待っていた。
まだ準備ができていなかったようだ。こういうアバウトさがイタリアらしい。
添乗員さんがいたのでトイレのことを伝えると早速伝えに走ってくれた。
多分船にいる間に直ることはないだろう。
30分遅れでオープンしたレストランの朝食は、クロワッサンにフルーツのジュースとコーヒー1杯の簡単なものだった。
それ以外並んでいるものを取るとそれは有料とのことだった。
朝食を終えた後荷造りをして7時15分に集まって、しばらくフェリーから出てくるバスを待ち、頃合いを見計らって下船した。
それほど待たずにトラックの合間を縫ってバスも出てきた。

バスに乗って初めにパレルモの市内観光をした。
少し霧雨が降ったり止んだりしたが傘をさすことはなかった。
はじめにパレルモ市内観光をした。
映画ゴットファーザーⅢにも出てくる大きなマッシモ劇場をはじめ、ノルマン王宮、カテドラル、クアトロカンティという十字路などを下車観光または車窓観光した。
移動した距離は短いが、通勤ラッシュなどで車が混んでいて時間がかかった。

一通り市内を観光したあと、パレルモから8㎞離れた山の上にあるモンレアーレヘ向かった。
ここには、市内にあるカテドラルに対抗して、当時の王が自分の意になる司祭を司教にするためにもう一つの教会を立ててしまった、という逸話の教会ドゥオモがある。
バスの駐車場から94段もある階段を登った後さらに石畳の坂を上った先にある教会だが、バアも雨で少し滑りやすくなっていた階段をものともせず登り切った。

ドゥオモの中は、大理石の柱や床には金やカラフルなモザイクが施されていて、絢爛豪華な造りになっていた。
権力を誇示するような教会の内部だった。

見学をし終えた後30分ほどのフリータイムだったが、階段を降りるのは登るときよりバアにとっては大変なので早めに駐車場まで降りてみんなが降りてくるのを待った。
モンレアーレのドゥオモを見た後、再びパレルモ市内に戻り、今日泊まるホテルに荷物を預けた。
今日は午後からオプショナルでアグリジェンドへ行くグループと行かないでフリータイムでパレルモ市内で過ごす人に分かれるため、最初に荷物を預ける形にしたらしい。
フリーの人がチェックインができる午後2時以降いつでもホテルに戻れるように配慮した結果だ。
11時にジイとバアを含め13人がアグリジェンドに向けて出発した。
雲が垂れ込めていたパレルモと違って、アグリジェンドは、シチリア島の下の中央、地中海に面した町だ。
途中から青い空が広がり始め、陽も差してきていかにも地中海気候らしくなってきた。
ナポリからパレルモまでくる間の海の色と地中海の海の色は全然違っていた。
地中海の海は、海底が石灰岩の砂や岩で形成されているので、車窓からでも青く見える。
午後1時過ぎにアグリジェンドに到着し、観光の前に昼食を取った。
シチリアの郷土料理「アランティーニ」というライスコロッケなどを食べた。

アグリジェンドは、フェニキア人に征服された後、紀元前6世紀にギリシャに征服されてギリシャの都市国家になったので、その当時の神殿などがいくつも残っていた。
その遺跡の中には、現在のギリシャに残されているものよりも保存状態のいいものもあった。
2,500年も前に遺跡が残された背景には、ギリシャの後、ローマやその後の東ローマ帝国などの征服支配の形に起因するところ大のようだ。
一番保存状態の良いコンコルディア神殿は、のちにローマカトリックの教会として使われて、列柱の内部に壁を設けたことにより、耐力壁のおかげで幾多の地震でも持ちこたえられた可能性があるとのことだった。
ヘラの神殿、コンコルディア、ヘラクレスの神殿を歩いてみて回った。
ヘラクレス神殿は個人が自分の資産をなげうって修復したそうだ。

最後にゼウス神殿を見たが、こちらはほとんど崩れ落ちた外壁や、列柱の周りを見て回った。
ゼウス神殿というだけあって神々の頂点に立つ神を祀るための神殿だが、残念ながら完成することなく崩壊したそうだ。

パレルモの帰路も約2時間30分でホテルに戻ってきた。
パレルモへの帰路バスに乗っている間に、昨日と今日の一部のブログの下書きをした。
観光した場所や建物などすぐに記録しないと忘れてしまう。
ホテルに戻った後、夕食はフリーだったが、添乗員さんがホテルの近くにあるレストランに予約してくれてあったので、そこで夕食を食べた。
前菜はムール貝、メインは細かく切ったパスタだったが、味付けがジイ好みでとてもおいしくて完食してしまった。
デザートはカンノーロという甘いケーキでジイは喜んで全部食べたが、バアは甘すぎて一口だけ食べて残していた。
今夜も飲んだ赤ワインですっかり酔ってしまった。
半分居眠りしながら、ブログを完成させた。

寝不足と時差ボケで疲れ切っていたが、4時過ぎからはなかなか寝付けなくなった。
5時ごろ気が付くとバアがすでに起き上がっていた。
ジイも起きてトイレに行った後水を流そうと思ったら水が出てこなかった。
これですっかり目が覚めた。
バアのために船内の別のトイレを探しに行った。
途中で何人か同じツアーの人に会ったので、聞いたらみなトイレの水が出なくなっているとのことだった。
ちょうど朝食が始まる時間だったので、部屋に戻って朝食券を持ってレストランにいくと、出会った人たちがまだレストランに入れず入口で並んで待っていた。
まだ準備ができていなかったようだ。こういうアバウトさがイタリアらしい。
添乗員さんがいたのでトイレのことを伝えると早速伝えに走ってくれた。
多分船にいる間に直ることはないだろう。
30分遅れでオープンしたレストランの朝食は、クロワッサンにフルーツのジュースとコーヒー1杯の簡単なものだった。
それ以外並んでいるものを取るとそれは有料とのことだった。
朝食を終えた後荷造りをして7時15分に集まって、しばらくフェリーから出てくるバスを待ち、頃合いを見計らって下船した。
それほど待たずにトラックの合間を縫ってバスも出てきた。

バスに乗って初めにパレルモの市内観光をした。
少し霧雨が降ったり止んだりしたが傘をさすことはなかった。
はじめにパレルモ市内観光をした。
映画ゴットファーザーⅢにも出てくる大きなマッシモ劇場をはじめ、ノルマン王宮、カテドラル、クアトロカンティという十字路などを下車観光または車窓観光した。
移動した距離は短いが、通勤ラッシュなどで車が混んでいて時間がかかった。




一通り市内を観光したあと、パレルモから8㎞離れた山の上にあるモンレアーレヘ向かった。
ここには、市内にあるカテドラルに対抗して、当時の王が自分の意になる司祭を司教にするためにもう一つの教会を立ててしまった、という逸話の教会ドゥオモがある。
バスの駐車場から94段もある階段を登った後さらに石畳の坂を上った先にある教会だが、バアも雨で少し滑りやすくなっていた階段をものともせず登り切った。

ドゥオモの中は、大理石の柱や床には金やカラフルなモザイクが施されていて、絢爛豪華な造りになっていた。
権力を誇示するような教会の内部だった。




見学をし終えた後30分ほどのフリータイムだったが、階段を降りるのは登るときよりバアにとっては大変なので早めに駐車場まで降りてみんなが降りてくるのを待った。
モンレアーレのドゥオモを見た後、再びパレルモ市内に戻り、今日泊まるホテルに荷物を預けた。
今日は午後からオプショナルでアグリジェンドへ行くグループと行かないでフリータイムでパレルモ市内で過ごす人に分かれるため、最初に荷物を預ける形にしたらしい。
フリーの人がチェックインができる午後2時以降いつでもホテルに戻れるように配慮した結果だ。
11時にジイとバアを含め13人がアグリジェンドに向けて出発した。
雲が垂れ込めていたパレルモと違って、アグリジェンドは、シチリア島の下の中央、地中海に面した町だ。
途中から青い空が広がり始め、陽も差してきていかにも地中海気候らしくなってきた。
ナポリからパレルモまでくる間の海の色と地中海の海の色は全然違っていた。
地中海の海は、海底が石灰岩の砂や岩で形成されているので、車窓からでも青く見える。
午後1時過ぎにアグリジェンドに到着し、観光の前に昼食を取った。
シチリアの郷土料理「アランティーニ」というライスコロッケなどを食べた。




アグリジェンドは、フェニキア人に征服された後、紀元前6世紀にギリシャに征服されてギリシャの都市国家になったので、その当時の神殿などがいくつも残っていた。
その遺跡の中には、現在のギリシャに残されているものよりも保存状態のいいものもあった。
2,500年も前に遺跡が残された背景には、ギリシャの後、ローマやその後の東ローマ帝国などの征服支配の形に起因するところ大のようだ。
一番保存状態の良いコンコルディア神殿は、のちにローマカトリックの教会として使われて、列柱の内部に壁を設けたことにより、耐力壁のおかげで幾多の地震でも持ちこたえられた可能性があるとのことだった。
ヘラの神殿、コンコルディア、ヘラクレスの神殿を歩いてみて回った。
ヘラクレス神殿は個人が自分の資産をなげうって修復したそうだ。



最後にゼウス神殿を見たが、こちらはほとんど崩れ落ちた外壁や、列柱の周りを見て回った。
ゼウス神殿というだけあって神々の頂点に立つ神を祀るための神殿だが、残念ながら完成することなく崩壊したそうだ。

パレルモの帰路も約2時間30分でホテルに戻ってきた。
パレルモへの帰路バスに乗っている間に、昨日と今日の一部のブログの下書きをした。
観光した場所や建物などすぐに記録しないと忘れてしまう。
ホテルに戻った後、夕食はフリーだったが、添乗員さんがホテルの近くにあるレストランに予約してくれてあったので、そこで夕食を食べた。
前菜はムール貝、メインは細かく切ったパスタだったが、味付けがジイ好みでとてもおいしくて完食してしまった。
デザートはカンノーロという甘いケーキでジイは喜んで全部食べたが、バアは甘すぎて一口だけ食べて残していた。
今夜も飲んだ赤ワインですっかり酔ってしまった。
半分居眠りしながら、ブログを完成させた。




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