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2020年01月14日 (火) | Edit |
朝起きると外は濃い霧に包まれていた。
バアが猫に朝ご飯をやって戻ってきて、黒猫のクロリンの背中が粉を振ったように白くなっていると言った。
霧が顔に当たって氷粒のように感じるともいう。
外を見たら、先ほどまでの霧が、粉雪のようになって木の枝先に降り積もってきていた。
ナンテンの赤い実が、シュガーパウダーを振りかけられているようだった。
ドウダンツツジも白いペンキを吹き付けたようになっていた。
ナンテンの実 ドウダンツツジ
長野に暮らし始めて10年以上になったが、霧氷のできるさまを間近に見たのは初めてだ。
気温はマイナス4℃と、例年よりは寒くない。
温度計
やがて日が当たり始めて霧が消えかけたが、幻想的な風景になった。
一眼レフを取り出して写真に撮った。これは風景画を描く画題になりそうだ・・・。
霧氷の景色① 霧氷の景色②
以前に上田支部や彩明会で一緒に描いていたSさんという高齢の女性から、以前にIさんに頼まれて作った画集と同じようなものを自分にも作って欲しいと頼まれていたので、今日10時に自宅まで行って打ち合わせをした。
80代後半になりそろそろ終活の一環として、描いてきた作品を処分する前に画集として残したい、ということだった。
そんな頼みなのでむげに断るわけにもいかない。
すでに退会したが、日本水彩画会の会友だった人なので、東京展に出品していた作品も多数あったが、遠慮して10数点の作品を収録したい、といっていたので、絵のサイズに関係なく40点ぐらいは収録するように勧めた。
ブドウの巨峰などを作っている農家のかたなので、ブドウを画題としたものをはじめ、アジサイなどの花を描いた静物画中心の作品がほとんどだ。
ジイも一緒に描いているときに、ブドウの描き方など参考にさせてもらった記憶がある。
来週写真を撮りに行き、編集の仕方を打ち合わせして、2月末ぐらいに20部を完成させることにした。
Iさんの時は初めてのことで試行錯誤を続け失敗も多かったが、今度はその経験を生かせることができるだろう。
お昼前に家に戻ってきたときには、朝の霧氷の風景は何事もなかったかのように消え去っていた。
午後から、曇っていたが風もなくあまり寒くなかったので、リハビリウォーキングに出かけた。
歩いている途中でまた昨日の二人組と出会った。
しばし、立ち話をしていたら、何と娘さんが上尾に住んでいるとのことだった。
接骨院の開業も楽しみに待っているとのこと、これで二人の受診者が確保された?
リハビリウォーキング
家に戻ったあとは、昨日に続きジイ小屋で絵の続きを描いた。
最初の構図から少し手直しをした。まだ、彩色が少ないので修正はいくらでもできる。
17日の佐久平水彩画研究会で指導してもらう前にもう少し全体的な色彩をしっかりつけておいきたい・・・。
今日の絵
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