2022年09月11日 (日) | Edit |
6時過ぎには寝苦しくて目が覚めてしまった。
7時からカフェテリア方式の朝食を食べた。
ホテルのアメニティはいまいちだったが、朝食は意外と充実していた。
昨日の夕食でたくさん食べ過ぎて胃が疲れていたが、それでも食べてしまった・・・。
戦後の食糧難時代に育った悲しい性か・・・。
8時にスーツケースをホテルに預けて、チェックアウトし宮古駅に行った。
宮古駅から8時25分発の路線バスに乗って、浄土ヶ浜ビジターセンターに行った。
ビジターセンターは9時からオープンで、それまで待ってパンフレットなど情報を仕入れてから、浄土ヶ浜に行くつもりだったが、9時に奥浄土ヶ浜まで行く無料のシャトルバスが出るというので、それに乗っていった。
ビジターセンターは高台にあり、そこから浜まで行くには階段を下りて行かなければならなさそうだった。
シャトルバスで一番奥のところまで案内されああと、海岸沿いに整備された遊歩道をビジターセンターの方角に戻るように歩いた。
浄土ヶ浜は、子供たちがまだ小学生に頃きたことがあり、かれこれ40年が過ぎている。
海岸に打ち上げられたわかめを子供たちが拾い上げて引きずって歩いていたのを覚えているが、今は勝手に海産物を採取することを禁じる看板が出ていた。
遊覧船に乗りたかったので、波止場まで行くと9時30分発の遊覧船があった。
時計を見ると2分前、慌てて乗船券を買って乗船した。
ジイたちが最後だった。
座るところを探すほどたくさん乗っていた。
女性のガイドがマイクを通していろいろ説明していたが、船のエンジン音が大きくてほとんど聞き取れなかった。カモメやウミネコが船についてきて、1個200円で売っているパンをちぎって投げるお客さんが多く、子供たちの歓声も大きくて、すべての音を拾う補聴器を付けたジイにはただただうるさいだけだった。
遊覧船を降りて、ビジターセンターに向かうと、遊歩道の最後が、センターの建物に直通になっていて、エレベーターで3階まで上がると、そこがビジターセンター入口につながっていた。
センターが1階とすれば地下1階が展示館、地下2階が遊歩道につながるような構造だった。
館内を見学しても時間が余ったので、予定していたバスより前のバスに乗って、宮古駅まで戻った。
ホテルに行って預けたスーツケースを受け取り宮駅に戻って、電車も1台前の時間のディーゼルカーに乗った。
お昼は、食べ過ぎでお腹の調子が悪いので、食堂などで食べるのをやめ、コンビニで買ったおにぎり、パンを車内で食べた。
ジイはパンを一つ食べただけでおにぎりは食べられなかった。
当初予定していた電車は、宮古から盛まで乗り換えなしで行ける電車だったが、1台前の電車は、釜石止まりで、釜石から盛まで乗り継いだ。
予定より1時間半も早く到着した。
盛駅から今日の目的地大船渡まではBRTというバスになる。
最初の時刻表では盛駅から大船渡駅まで5分となっていたので、駅員さんに歩いて行ける距離かと聞いたら、大人の足でも30分以上かかる、と言われた。
どんなバスなのかイメージできなかったが、乗ってみて初めて理解した。
旧大船渡線の鉄道敷を舗装して、そこをバスで走る方式だった。
踏切が、一般道と交差しているところについているが、それは普通一般道を走る車のためのものだが、ここではBRTバスのために踏み切りだった。
バスが近づくと感応式で踏切が空くようになっているようだった。
場所によっては、車優先で、しばらくバスが踏切で待つ場面もあった。
大船渡駅から予約していたホテルは、駅から3分となっていたが、探しながら歩いたら10分かかった。
復興工事後に建てられたホテルなので新しくきれいなホテルだった。
夕食前に、復興工事で新しく開発され、集積された店舗でお土産と食事をしようと行ってみたが、閉まっている店が多く、食事のできるところも数が少なくて決められなかった。
海産物のお土産だけ買い、ホテルに戻る途中の食事処で夕食を取った。
お刺身などは食べ飽きてしまったので、揚げ物(鮭)、焼きもの(カンパチのカマ)、厚揚げなどを頼んで食べた。
今どきの食事処で、個室になっていて注文はタブレットを使って注文した。
広々した部屋のツインベッドでゆったり眠れた。
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