FC2ブログ
2022年12月23日 (金) | Edit |
ホテルに荷物を預け、10時前に池袋から四谷まで地下鉄丸ノ内線で行った。
池袋が始発なので次の電車を待って座って行った。
30分弱の道のりだが、立ったまま電車に乗っているのはしんどく感じる年になってしまった。
乗っている間、停車駅によって乗り降りが多く、おそらく途中で座れたかもしれないが、そんな時間に追われているわけでもない。
丸ノ内線は、地下鉄なのに何か所か地上を走る個所もあった。
昔、東京ドームへ野球を見に行った時の乗降した後楽園駅周辺もそうだ。
四谷まで行ったのは、2016年から一般に公開されるようになった迎賓館赤坂離宮を見学するためだ。
今回の東京行きにあたって、どこに行くかバアの意見を聞いたら、以前にテレビで一般公開している様子を見たことがある、ということでネットで調べたら、ちょうど今日は公開日で、見学時間12時開始のコースが予約できた。
本館や庭園は予約なしで見学できるが、ガイド付きの和風別館だけは予約が必要だった。
どうせ最初で最後の見学になるだろうからガイド付きの和風別館とやらも見学してみようということになった。
11時前に到着したので、12時まで本館内を見学した。
見学する前に、国宝の建物なので、空港と同じような手荷物検査があった。
1899年(明治32年)着工、10年かけて1909年東宮御所として完成、皇太子(後の大正天皇)の結婚後の新居として建てられた。その大正天皇は一度も住んだことはなかったようだが・・・。
昭和天皇が短期間住んだことがあるようだがほとんど使われず、戦後は皇室から国に移管され、国立国会図書館や裁判官弾劾裁判所、東京オリンピック大会組織委員会などにも使われていたようだ。
その後1968年(昭和43年)から改修を始め1974年(昭和49年)迎賓館として開館し、それに合わせて和風別館「游心亭」が新設された。
本館の三つの部屋を見学したが、明治末期の建築にしては約半世紀で西洋建築をここまで取り入れる技術を習得したものと感心させられる面もあったが、ヨーロッパの何千年もの長い年月をかけて作り上げてきた建築様式の格式には所詮及ばない感じがした。
そのあとの和風別館の日本建築の粋を集めた建物のほうがまだ見応えがあった。
セキュリティの問題があるとはいえ、建物内部の撮影は一切禁止というのも残念・・・。
本館 和風別館 正門
明治以降に建てられた建築物で国宝になっているのは、この迎賓館のほかには富岡の製糸場と松本の開智学校の3か所だけという。
いずれも西洋に追いつけ、追い越せの明治の心意気を具現化させた建築物ということか?
午後1時過ぎに見学を終え、池袋に戻って遅い昼食を食べたあとホテルに戻って預けてあった荷物を受け取った。池袋から湘南新宿ラインで大宮に行き、新幹線で上田に戻り家に帰ったら6時になっていた。
東京行きの2日間で歩いた歩数は、約25,000歩になった。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック