FC2ブログ
2013年07月30日 (火) | Edit |
昨夜は、8時過ぎに就寝した。
その前に1時間ほど居眠りしたので、寝付けないかもしれないと心配したが、同室の人の話では一番先に眠り始めたとのこと。
夜中に2度ほど目が覚めたがまたすぐに眠ってしまって、最後に起きたときは4時半だった。
トイレに起きた後はさすがにもう寝つけなかった。
5時まで布団の中で我慢したあと、隣の人も起きた気配があったので、一緒に起きた。
まずは外を見ると雨は降っていなかったが、曇っていて、至仏山は中腹から上にガスがかかっていた。
5時45分からの朝食の後、みんなと相談して至仏山は諦め、尾瀬ケ原を歩くことに決めた。
天気予報では9時ごろからお昼前まで晴れると言っていたが、雲の流れ方や、至仏山のガスのかかり具合から、山頂付近は荒れているだろうと判断した。
さらに登山道の一部が沢のようになっていて、足元も良くないので無理はしないことにしよう、という結論になった。
そのかわり、山の鼻から竜宮小屋、そこからヨッピの吊橋に回って、最後は山の鼻に戻るコースを植物観察をしながら歩くことにした。
朝食の後出かける支度をし、女性たちは荷物をロッジに預けて、お弁当と飲み物だけ持って、6時50分に山の鼻を出発した。
出発する頃は雨も降っていたので、カッパを着ての植物観察だったが、途中から晴れてきたり、また降ってきたりの繰り返しだった。
まだ朝も早い時間は木道を歩く人もほとんどいないので、気兼ねなく写真を撮ったり、じっくり植物を観察したりすることができた。
木道周辺には、背の高いアブラガヤが続き、その後はコバギボウシや、キンコウカ、時折ニッコウキスゲの咲き残りなども見られた。
ネジバナ、オゼミズギク、オゼノサワトンボ、クロバナロウゲ、ヒメシャクナゲなど珍しいものをゆっくり観察できた。
平均的な歩行時間で、山の鼻から竜宮小屋まで1時間20分のところを、約3時間後の10時に到着した。
夏休みに入ったこの時期にしては、入山者もまばらで、ジイにとってもこんなにゆっくりと尾瀬ヶ原を歩いたのは初めてだった。
竜宮に着くころは、また雨が激しくなり、朝食も早かったので、雨宿りしながら昼食を食べた。
10時50分に竜宮小屋を出発して、ヨッピの吊橋へ行った。
吊橋を往復した後は、牛首まで行き、ここで山の鼻までは来た道を引き返す形になった。
こちらは植生が変わって、今までたくさん咲いていたコバギボウシやキンコウカが姿を消し、タカネアオヤギソウヤサワラン、カキランなどが見られた。
山の鼻に午後0時40分に到着。
尾瀬ロッジに預けてあった荷物を受け取り、午後1時山の鼻を出て、鳩待峠への登り道を歩いた。
この頃には雨も上がったので、みなカッパはリュックに仕舞って身軽になって歩いた。
昨日歩いたところなので、あまり寄り道をしないで戻ろう、ということだったが、やはり昨日気になった植物の所に来ると、また立ち止まって写真を撮ったり、もう一度よく観察したり、と引っ掛かり引っ掛かりで時間がかかったが、それでも2時15分には鳩待山荘に無事到着した。
尾瀬の植物図鑑を買ったり、ソフトクリームなどを食べて休んだ後、3時に鳩待峠を出発。
帰りは沼田で高速に入り、小諸まで、休憩なしで走って、高速を出て滋野公民館には6時20分に着いた。
やはり高速を使った方が1時間近く短い時間で走るようだ。
同乗者をそれぞれの場所まで乗せて行った後、家の戻ってきたのはちょうど7時だった。
(花の写真は後日掲載します)