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2012年09月30日 (日) | Edit |
朝のうち昨日繰り延べした家の掃除をした。
その間、バアは外に出ている家庭菜園の道具類など、台風の風で飛ばされないようジイ小屋に仕舞ってくれた。
掃除を終えた後、午後見てもらう渓流の絵の色が水っぽく(色が薄い)見えてしまったので、少し色を付けてみようと試してみたが思うようにはならなかった。
下手にいじくって駄目にならないよう途中でやめて、しっかり指摘を受けてから直すことにした。
そのあとは、もう必要がなくなった扇風機を片付けた。
どういうわけか4台も出してあった。そういえば今年1台買い足したのだった。
お昼を食べた後午後1時ごろ家を出て中央公民館に行った。
ちょうど先生と駐車場で出会った。
部屋に入ると彩明会の会員は全員集合していた。
会長さんがいつも早いせいか他の会員も出足がいつも早い。
早速順番に持ち寄った作品を、1点1点みんなの前に張り出して、先生が講評し、会員が感想を言い合う形が始まった。
ジイは、そのあと先生の講評を受けて、その場で描き直しをするものと思い込んで、道具を持ってきたが、今日は「作品研究会」ということで、その場で描き直すことはやらなかった。
ジイの順番になって、持って行った2枚の絵を見てもらった。
西宮神社の絵は、構図のまずさを指摘された。
彫り物を飾ってある柱も彫り物自体も画用紙の中央に来ているため、絵としても広がりがなくなって仕舞っていた。
構図上の黄金分割を考えて、柱と彫り物の位置を右にずらすといいとのことだった。
ベテランの人が、そういう時は、紙を切って反対に貼って描き足せばいいんだ、と教えてくれた。
それも面白いのであとでやってみよう。
渓流の絵は、やはり一段と色を付けるように、林の所も暗い部分を濃くするように言われてしまった。
川の流れの弱いところを濃くすると、水の落ち込みの白さが浮き立つとも指摘された。
10人のそれぞれ2~3点の作品を講評してもらって、午後3時ごろ研究会は終了した。
会員の中でブドウ栽培をしている方が二人もいて、今が収穫時のブドウを持って来てくれて、それぞれお土産に頂いた。
巨峰はじめ4種類のブドウをいただいた。
早めに終わったので、滋野のツルヤに寄って、一昨日の買い物で買い忘れた食料品などを買ってから、家に戻った。
買い物をしているころから、台風の影響かポツポツ雨が降ってきた。
家に着いて間もなく、風と雨が本格的になってきた。
研究会で指摘を受けたことを忘れる前に、渓流の絵の手直しをした。
ほかの会員の作品と比べてみると、まだ絵の具の使い方の基本ができていないことを痛感した。
色の濃淡を絵の具の水で溶くときの水の量で出そうとしてしまうが、他の人の作品は、絵の具の混色によってきちんと色を出しているので、ジイの絵のような水っぽさを感じない、しっかりとした色彩が出ているのだ。
外が薄暗くなるまでやったところで中断した。
夜になって、屋根に激しく雨が当たる音が聞こえるようになった。風もかなり強そうだった。
11時近くなると雨音が止んだので、外を覗いてみると流れる雲の間から星や月が顔を出していた。
まだ、ニュースでは佐久市周辺を通過中と報じていたのに・・・。
台風の眼に入ったのかとも思ったが、そのあとはほとんど雨も降らず風も静かになって、月も出たままだった。