朝7時に起きると、ボタン雪が降っていた。
まだ降り始めたばかりのようだったが、みるみるうちに庭や畑が白くなっていった。
その雪も9時ごろには止んで、陽が射すようになるとまたたく間に積もった雪が溶けてしまった。
　
これで終わりかと思ったが1時間もしないうちにまた、朝起きぬけの時と同じような雪が降り出した。
お昼過ぎになってようやく雪も小康状態になり、その後は雪が止んだが陽が射すような晴れにはならなかった。
ただ、空の半分北東のほうは、青空が見えて浅間山の雪が反射して真っ白に光っていた。
反面西南の方角は黒い雲が垂れ込め、美ヶ原のほうには雨か雪が降っている様子だった。
　
枯れた松の幹に雪が張り付いて、まるで白樺の木のように見えた。

気温も日中のほうが下がって、風も出て寒く感じた。
夜9時には気温が氷点下5℃まで下がり、夜中には雪も舞い始めた。
一日外の景色の変化に目を奪われた感じだった。
今日は白馬村にある姫川上流漁業組合に電話をして川の様子や年漁券の販売場所などの問い合わせをした。
今週白馬村に出かける予定をしていたので、渓の様子を聞いたが、今年は平年以上の積雪で入渓ポイントも少なく、4月にならないと魚の活性も良くならないとのことだった。
岩手の師匠から、解禁後の初釣りで17尾も釣った、という情報もあったので、はやる気持ちが押さえられないが、姫川の本支流の釣りはまだ早いようだ。
師匠からも「河畔に積雪がある場合は、特に事故に気をつけてくださいね。魚一匹と命の交換はあわないですから」とメールで警告をされている。
したがって今週は近場の慣れたところに行って見るつもりだ。