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2019年03月05日 (火) | Edit |
昨日一日降った雨も今朝は上がって青空が出始めていた。
今日から一泊で美麻地区新行高原に写生に行く。
同行するのは日本水彩上田支部の男性3人だ。いずれも80代の人たちだ。
集合は午前9時中央公民館駐車場になっていたので、8時半前に家を出た。
9時10分前には全員揃ったので、早速出発した。
東部湯の丸インターから高速に乗り、長野インターで高速を降りて、オリンピック道路を走り、美麻地区の今夜泊まる民宿に着いたのは、10時10分だった。
途中小川村辺りまではほとんど雪もなく心配したが、美麻高原が近づくにつれ、新雪が気の枝にも積もっているようになった。
民宿の前の田んぼも新雪が積もって真っ白になっており、イメージ通りの光景だった。
一息つく間も惜しんで早速写生を始めた。
あいにく北アルプスの爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳は、雲に覆われていた。
描いているうちに雲が晴れるのを期待し、稜線や山腹を後回しにし、家並みや田んぼの畔などを先に描いた。
今回の写生旅行は8号や10号のスケッチブックは持たずに、A6サイズの小さな紙にスケッチ画を描くだけにした。
描いているうちに期待通り山にかかっていた雲が取れてきて、山容の全体が見えるようになった。
新行高原の雪景色 スケッチ①
お昼前に1枚のスケッチを描き終えた後は、民宿でおそばの昼食となった。
そば粉の薄焼きや漬物などおいしいものがいただけた。
泊った民宿 昼食① 昼食②
午後は2時半まで描いた。
山は次第に逆光になってきて、山の筋などが見えにくくなったのでそれ以上描き続けるのはやめた。
ジイは昼食の後、2枚目として古民家が並ぶ景色を描いた。
去年10月の上田支部の写生旅行の時と同じだ。
その時と周りの景色はまるで違うが・・・。
雪の中の古民家 スケッチ②
2時半から、絵を描くのをやめて写生ポイントを探しに白馬村に行った。
何か所か以前にジイが来て釣りに来たり彩明会の旅行前の下見に来たりして、ポイントになりそうなところを案内した。
4時ごろまでアチコチ見て回った後、美麻の民宿に戻った。
白馬から民宿まで20分そこそこで着いた。
暖めてもらっていた部屋でお茶をしながら、今後の日本水彩上田支部の方向性などについて話し合った。
5時から順番にお風呂に入った後6時から夕食になった。食べきれないほどの料理で、ジイはご飯こそ食べなかったが出ていた料理はほとんど食べ切った。
夕食① 夕食②
食事をしながらのおしゃべりの中で、同行した先輩たちの絵に向かう気持ちの強さを学ぶ。
去年日本水彩の正会員になった人など、退職してからの20年余で正会員にまで昇り詰めた。
84歳でまだこれからの上田支部の発展のために力を尽くそうとしていた。
今回の写生旅行を言い出したのも分かった気がする。
9時半には布団にもぐりこんだ。