今日は一日晴れていた気温も上がったが、強い風が吹いていて体感的には肌寒く感じた。
午前中、畑をミニ耕運機で耕した。白菜やレタス、タマネギが植わっている場所を残し、今は何も作っていないスペースのところを耕した。
去年までは毎年、天地返しといってスコップで20㎝～25㎝の深さの土を掘り返す作業をしていたが、今年はそれをやめて楽な方法を選んだ。
ミニ耕運機で耕すとせいぜい10～15㎝ぐらいの深さまでしか耕せない。
その下にいる害虫や細菌などを冬の寒さに晒せないので、来年の耕作に影響があるかもしれないが、何日もかけてスコップで天地返しする体力がなくなってきた。
もっと大型のトラクターを使えば深く掘り返せるのだろうが、いまさら高い農業機械に投資はできない。

農作業や草取りの後腰が痛くなったり重くなったりすることが多くなり、それがなかなか回復しなくなってきた。
そもそも家庭菜園は、趣味を生かし、適度に体を動かして、野菜の収穫の喜びを得るためのものだが、そのために体を壊してしまっては本末転倒だ。
畑仕事も頑張りすぎないで、手を抜くことも考えていかなければ・・・。
その代わりあまり体力がいらない絵のほうに注力すればいいのだが、こちらは必要な集中力がなかなか思ったようには発揮できない。
今日も30分だけ手直しで終わった。本当は新しい絵を描き始めようと思ったのに・・・。

先の見えないジイと違って、家の入口の芝生の一角に植えてあるシデコブシやレンゲツツジは、来年に向けて花芽をたくさんつけていた。
どちらも今までにない量の花芽だ。
彼らは来年どんな世の中になるかもわからないのに、律義に来年もひと花咲かせようと今からしっかり準備している。
植物ばかりではない。モズもキンモクセイの枝に真冬に備えてはやにえを刺していた。
みな先を見据えて生きている？